クロスバイクのハンドル幅を調整(ハンドルカット)してみました

ディスクグラインダー メンテナンス
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クロスバイクのハンドルって市販のままでは少々幅広で使いにくくありませんか

フレームサイズが少々変わってもハンドル幅は一緒だったりしますし、幅広を好む人もいるため大きめにできているものと思います。

フラットハンドルなのでカットすれば良いだけなので、それもあって広めなのでしょう。

そこで以前より気になっていたハンドル幅を調整してみることにしました。

カット幅の決定

まずカットするサイズを決めるにあたり、どのような不都合があるかを整理したいと思います。

私が感じている不都合は次の2点となります。
・ハンドルグリップ位置が左右に開きすぎていて、腕が疲れる
・幅が広くて、狭い場所で引っ掛かる

この不都合だけを考えるとロードバイクのようなハンドル幅にすれば良いことになりますが、クロスバイクのフラットハンドルの場合にはそういうわけにはいきません。

まずロードバイクのように400mmくらいにしてしまうと、直進は良くても左右への進路変更時にハンドリングがシャープになりすぎます

また、シフター&ブレーキをハンドル幅内におさめなくてはならないため、物理的にも問題がでてきます

現在、ハンドル幅は590mmほどあるのですが、
クロスバイクハンドル幅

握ってみたフィーリングとしては20mmほど内側に寄せたいと感じました。
クロスバイクハンドル

片側20mm(両側合計で40mm)程度であればシフター等の配置には問題ありません。

カット作業

カットするサイズが決まったので、ハンドルバーを単体にするためグリップのネジを外していきます。
クロスバイクグリップ外し

このグリップは社外品なので左右にネジがついていますが、純正だとネジ無しで差し込まれているだけの場合もあります。

次にシフターのネジを緩めて、ハンドルからシフター&ブレーキを抜き取ります。
クロスバイクシフター外し

ハンドルをステムから取り外して単体になったら、今回はカット位置にテーピングしました。
クロスバイクハンドルカット位置

アルミや鉄のハンドルであるならば、パイプカッターで切るのが綺麗なのでマジックペン等で印をするだけでよいと思います。

ただ、私のハンドルはカーボン製(中華サイトからの購入品なので怪しいけど)なため、パイプカッターが使えないのでディスクグラインダーを使う事にします。
ディスクグラインダー

グラインダーが無ければ、金属用のノコギリでも良いと思います。

グラインダーなので一瞬で切れました。
クロスバイクハンドルカット面

ちょっと曲がりましたが、中華品のもともとの出来栄えと大差ないレベルです。

これカーボン製と言うよりは、樹脂製にカーボンが少々含まれるというような物でした。

後は元通りにシフターやグリップを戻せば出来上がりです。

こちらが元の状態で
クロスバイクハンドル

こちらがカット後の状態です。
クロスバイクハンドル

予定通りにきちんとシフター等は収まりました。

試乗インプレッションは後日行うことととしますが、簡単に満足いく出来栄えとなりました

本当はグリップも少々短くカットするつもりでしたが、やっかいな作りとなっていたため改めて方法を検討します。

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