今回は真鶴岬で行われている石の彫刻祭へ行ってみることにしました。
それだけだとちょっと物足りないので、少し足を延ばして湯河原町で話題のシフォンケーキを食べてみようと考えました。
このシフォンケーキは日によっては午前中に売り切れてしまうそうなので、いつもより早出をしなければと前夜あわててしまいました。
今回のルートは下記の通り、ロードバイク1号機で向かいました。
https://www.strava.com/activities/2817259952
134号線~1号線
早出を考えていましたが、なんだかんだで8時前に出るのがやっとでした。
それでも前日の雨が残っていて、あまり早く出ないで正解だったかもしれません。
今日の行先はよく知った場所なので、久々にルート案内無しで走行しています。
海岸線にて信号待ちをしていたところ、予想もしない方向からランナーが現れました。
自転車乗りにもとんでもない動きをする者がいますが、ランナーも自分勝手な事をする者多いですね。
今日は海岸線の高速走行中に、空気抵抗を低減できるようにいろいろ試してみました。
腕は絞り気味に内側に寄せながら可能な限り前傾を深くしました。
ただし、前傾は深すぎるとペダリングに悪影響が出るので、そのギリギリ具合を確かめました。
すると同じパワーでも1~2km/hほど速く走れるため、感覚的に分かり難い空気抵抗の影響を実感することができました。
先ほどランナーのマナーの話をしたばかりですが、自転車乗りのとんでもない奴に出会いました。
この海岸線は速度の速い片側2車線なのですが、何とこの先の交差点にて2車線またいで右折レーンに入っていったバカがいました。
もちろん車列が切れたタイミングだったのですが、オートバイなどが飛ばしてきたら本人だけでなくバイクも巻き込むことになります。
困ったもんだニャ~
海岸線も終わり、1号線を走っていると3人組に追いつきました。
よくよく観察してみると背格好やお揃いのウエアからして、夫婦と娘のようでした(違っていたらごめんなさい)。
で注目するのはそこではなくて、この3人組がめちゃくちゃ速いんです。
私も35km/hくらいで走行していたのですが、ご覧のようにみるみる離されていきます。
その後別な集団に追いついたのですが、どうも最後尾の彼が遅れ気味です。
近づいて観察してみたところ、何とママチャリのようにチェーンが錆びついていました。
よくそれで集団走行しているなぁと思ったら、どうも単独走行していてたまたま連なったようでした。
集団の人数が多く抜けずにいたところ、ちょうど裏道がある部分にやってきました。
前に出られるのではと試したところ、集団の中央くらいに合流できました。
これで台数が少なくなったので、自動車がきれるのを待って一気にスプリントして前に出ました。
渋滞のおかげもあって、速い親子に追いつくことができました。
38km/hと速いペースで走っているのですが、何か違和感がありました。
先の方を見てみると父親が単独で先行しています。
と言うことは女性だけでこのペースを維持しているのです。
まったくもって恐れ入ります。
小田原~湯河原まで
小田原港にてちょうちん灯台を見ながら、しばし休憩。
伊豆海岸に入って石橋料金所の先に裏道入口がありますが、曲がるのが難しいですがやってみました。
前回はタイミングを逃してUターンしたんですが、今回は何とか曲がることができました。
裏道の高台から下の通りを眺めたら海が綺麗だった。
今日は何故か調子が良いのでアウター縛りで走る事としました。
裏道の勾配は6%くらいしかありませんので、アウター縛りでも調子が良いと結構なペースでぬけることができます。
湯河原町までやってきて、最初の目的地を目指して万葉公園方面に上っているのですがお店が見つかりません。
行きすぎたのかと不安になっていたところ、蒲寅(かまとら)鮮魚店が現れました。
シフォンケーキを表すのはのぼりと店前にある立て看板だけです。
シフォンケーキは店内正面にあるショーケースにあります。
この日は上段に栗サンド、中断に果物サンド、下段にプレーンのシフォンケーキがありました(売り切れ心配したがフルセット揃ってました)。
私はフルーツ抹茶サンドを購入しました。
とてもやさしい口当たりのシフォンケーキで、甘すぎずフルーツの美味しさを生かしたものでした。
真鶴岬~帰路
次の目的地である真鶴岬に近づくと周りは林に包まれます。
岬は左奥となりますが、石の彫刻祭は右下の駐車場で行っています。
ただし、何も表示されていないのが勿体ない。
駐車場奥に作業場が設置されていました。
思っていたより巨大な石で作業していましたが、小さなノミでコツコツと削り出していました。
このペースだといったいどれほどの時間がかかるのだろうかと心配になってしまいました。
岬の方へ行ってみると、一般の人も参加しての作品の磨きこみを行っていました。
するとどこからか現れたおじさんがロードバイクに興味を持って話しかけてきました。
どうやら昔は自転車を趣味としていたようで、クロモリやハイテン材質の事、ピストを主に乗っていたなどマニアしか分からない話しをしてきました。
自転車好きのおじさんかと思っていたところ、主目的はキリスト教の勧誘という落ちでした。
ただ明らかに自転車話しの方が力が入っていたので、本当に好きだったのでしょう。
帰りも裏道を使い、のんびり走っていると後ろに張り付いているロード乗りがいることに気づきました。
先行してもらいペースを作ってもらおうかと思ったところ、ハイペースで飛ばしていきます。
こちらもついつい合わせてハイペースで走ってしまいました。
国道1号線で国府津駅を過ぎたところで集団に追いつきました。
ペースが遅かったので一気にパスしたところ、黄色いロード乗りがついてきました。
「今度は自分が引っ張る側だなぁ」と、ちょっと気合を入れて走ってみました。
38km/h以上で走り続けたのですが、大磯で分かれるまでついてきていました。
それも私を風よけに使わず安全距離を取ってついてきたので、こちらも気にすることなく走ることができました。
そのまま海岸線に出てからは40km/h強のペースで走り続け、結果として国府津から江の島まで40km/h近いペースで走りきることができました。
これだけの距離をこれだけのペースで走ったのは初めてなので、ちょっと成長したような気がしています。
コメント