今回は神奈川県で上位にランキングされる激坂コースの大野山に行ってきました。
大野山は単に激坂があるというのではなく、激坂区間に入ると休みなく激坂なんです。それもコース後半に激坂が待ち構えているため、足つき無しで上りきるだけでも大変なところです。
今回もロードバイク1号機にて、下記ルートで行ってきました。
https://www.strava.com/activities/1932046326
山北町まで
涼しくなってきたとはいえ寒いほどでは無いので、ロード乗りが多数走っていました。
オート撮影写真みて「道端にこんな人いたっけ?」となっています。覚えて無いのですが、記憶削除が早くなったのは容量不足のためでしょうか・・・
今日は身体の切れも良く放っておくとハイスピードで走ってしまいそうなため、極力セーブして走っていました。海岸線で追い抜き後に抜き返す者が現れたので、「セーブしているのに抜き合いになったら面倒だなぁ」と思いながらついていきました。
ところがそのペースが我慢しすぎず、かつ無理しない程度だったのでストレスなく走る事ができました。大磯手前で折り返していったのでおそらくトレーニング中だったのでしょう。
小田原に入って、小田急線近くの庭先にざる菊が作られていました。
こういうものを発見する楽しみがチャリにはありますね!
開成町に入ると小川が多く、そのいずれもが清流なんです。
川沿いには酒造所があるくらい水が澄んでいます。
ちょっとお土産屋さんにも見えますが、山北町の観光協会に到着です。
ここは休憩所としても使えるため、ここで休んでから激坂に向かうことにしました。
大野山ヒルクライム
大野山入口手前にある大きな交差点にある案内ですが、素朴すぎて初めて気づきました。
とうとう大野山の入口に到着しました。
ここから地獄のアタック開始となります。
動画は「大野山入口~かどやファーム」となります。
身体が温まらないうちにスタートしたのはちょっとした戦略で、コースの前半がそれほどきつくないためその区間をウォームアップにあてようと考えました。体力的にきびしいコースであるため、ウォームアップでの体力も消耗できないためです。結果的には正解だったような気がします。
ここに来るにあたり事前にダンシングを長時間維持する練習をしておきました。おかげで後半は走行の半分の時間をダンシングで対応することができました。それによりきついにはきついのですが過去に上った時の死にそうな状況にならず走破できました。また、驚くことにほとんどギア1枚残した状態で上りきることができたんですよ(もちろん残したギアは28Tです)。
ここは初めて上ると地獄を見ることができますので、試しに行ってみてください。
ちなみにSTRAVAセグメントでは頂上パーキングまでもありますが、かどやファームより先は勾配がきつくないのであまり意味がありません。自販機があるのはかどやファームが最後なのでそこまでのタイムアタックがおすすめです。
ちなみに自販機では500mLドリンクが130円と良心的ですし、休憩場所も室内と室外があるため気候に応じて使い分けできます。
かどやファームは公開牧場ではないのであまり動物を鑑賞できませんが、運が良いとところどころで移動しているのを見かける時があります。
山頂~帰路
頂上を目指してもう少しだけ上ります。
山頂に到着しました。眼下に丹沢湖を眺めることができます。
丹沢湖までもそこそこ上るのに、遥か下方にあることで改めてどれだけ上ったかを実感できます。
また逆方向は小田原や相模湾まで見渡せます。
これから訪れるなら頂上は寒くなるので上に羽織るものがあるとよいでしょう。
寒くと言えば、山頂にある桜のうち2本が狂い咲きしていました。
この前の台風による塩害の影響ですが、思わぬプレゼントを貰えました。
頂上手前の分岐を進んでみました。丹沢の山々が見渡せなかなか良いものです。
下り坂は肌寒いですが、ヒルクライム中には気づけなかった秋の装いが見られ度々立ち止まってしまいます。
行きは右から来たのですが、帰りは直進して裏道に入ります。
住宅地を過ぎると早々に道があやしくなります。
林の中をどこまでも進んで行くと
廃小学校を利用した共和のもりと言う森林保全のNPO法人施設が現れます。
その食堂を使い森の駅くすの木と言う食堂が運営されています。
ここではそばやうどんなどと飲み物を注文できます。
この日は登山客が多くそば・うどんは売り切れていてそばがきをいただきました(食べかけ画像ですが)。
そばがきを食べた回数は少ないのですが、その中では一番の美味しさでした(腹が空いていたためか?)。
そこから素直に行けば上りでの道に出れたのですが、更に裏道に入ってはまりました。
枝葉が引き詰められ、急坂でとても走れる状況ではありませんでした。
さて、ちょっとゆっくりしすぎたために日没時間までに帰宅できるか微妙となってしまいました。仕方なく帰路は休憩なしで30km/h以上を維持したまま走り大変でした。
特に海岸線では日没直前となったので疲れた中更に速度を上げて帰りました。
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