初心者でもできるチューブ交換・チューブ修理

スポーツバイクに乗り始めて最初に困ることと言ったら、タイヤのパンクではないでしょうか?もちろんタイヤはパンクしませんので、正確にはチューブのパンクです。
前の投稿で触れましたが、2年ぶりにパンクしたチューブがありますのでそれを修理しつつ作業方法を説明します。

今回の作業はすでに取り外してあるチューブを修理して、装着する流れで進めていきます。
使用する道具は「チューブ用のパッチ」「チューブのり」「紙やすり」「タイヤレバー」「空気入れ」です。パッチのりなどは100円ショップの品で問題ありません。紙やすりは粗すぎなければよいでしょう(今回は別な用途で所持していた2000番を使用)。
パッチとのり

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まずは、パンクしたチューブの修理ですが、穴の開いた位置の特定をします。空気入れにて空気を入れてみて状況を確認します。シューという音とともに穴が開いている箇所がすぐに見つかりました。
パンク穴
※もし、空気を入れただけでは見つからない時は、水中にて確認ください。

つぎに穴の開いた表面に付いているパウダーを取り去るために、ペーパーやウエスにてふき取ります。続けて、紙やすりにてチューブ表面に擦り傷をつけてのりの接着力を上げます。この時、どちらの作業も使用するパッチより広めに行っておかないと後の作業で支障がでます。
チューブふき取りチューブ研磨

つぎにチューブにのりを塗ります。あまり沢山つけすぎず、かつ少なくて薄くならないよう適度に塗ります。赤枠内に塗ったのですが、パッチより広く塗ることが大切です。
チューブのり塗り
このまま2~5分おいて乾かしました。のりにより放置時間が異なると思うので、説明書を確認ください。

つぎにパッチを貼ります。穴の開いた位置が中心にくるようにします。
パッチ貼り
パッチが貼れたら受けからタイヤレバーなど、丸みがある部分でグリグリと透明シートの上からパッチを押して密着させます。
パッチを密着させる
この時に接着がうまくいかないと、透明フィルムを剥がすときにパッチの端がめくれてきます。私も少しめくれたため、のりで補修しました。

後は、接着するまで10分程度置いたら使用可能です。ホイールに取り付ける前に単独で膨らませて、エアー漏れがないか確認ください。
エアー漏れ確認

つぎにチューブを交換するために、今装着しているタイヤチューブを一旦外します。
まずは、取り外すタイヤのブレーキラインを解放します。私の車種ではオリジナルのVブレーキがついていますが、キャリパーブレーキでは、リリースレバーを上げます。
ブレーキ解放
この後、ホイールの脱着を行いますが、可能であれば車体を逆さにして行うと楽だと思います。また、ギア位置はアウターローにしておくとよいでしょう(フロント、リヤともに外側)。
車体逆さホイール外した
逆さで行う時にはクイックレバーを緩めて、上方向にホイールを持ち上げると車体からホイールが外れます。チェーンだけがスプロケに噛んでいると思いますので、チェーンを指で軽く持ち上げると外しやすいと思います。

タイヤ単体になったらチューブからエアーをできるだけ抜きます。
チューブ空気抜き

タイヤのビート部にタイヤレバーをあてて、ビートをめくるようにホイールの手前に出してきます。
ビートめくり
この時、ビートとタイヤレバーの間にチューブを挟まないように注意しましょう。挟んでいるとチューブを切ってしまいます。
1か所めくり上がったら、タイヤレバーの反対側をホイールのスポークに固定して、めくられたビートが戻らないようにしましょう。
めくり固定
固定したレバーの横にもう一本のレバーを同じように差し込みます。この時もビートとタイヤレバーの間にチューブを挟まないように注意。
タイヤレバー2本目
新たに差し込んだタイヤレバーを横にずらしていくと、順にビートが外れてきます。硬くて横に動かない時は、ホイールの端を支点にして前後にグイグイとしてあげれば少しづつ動きます。一定程度ビートが外れると残りは楽に外れます。
ビート外れ
タイヤの片側のビートが全て外れたら、バルブのリムナットを取り外して、バルブを外側に抜きます。この時にバルブとチューブに無理な力が加わるような抜き方をすると、両者の接着部が切れたりするので注意。
リムナットバルブの取り外し

仮のチューブを取り外したら、修理したチューブを取り付けます。まずはバルブ部を最初にホイールの穴に通します。
バルブ通し
上の写真程度にチューブに空気が少し入っているとねじれずにはめやすくなります。チューブをタイヤの内側に全て入れます(ここはすんなり入るはずです)。チューブを全て入れ終わったら、次の作業のために空気を抜いておきます。
つぎにタイヤのビートをはめていくのですが、バルブ近くを最初にはめると良いでしょう。その部分ははまりにくいので、最後にすると大変です。下記のような状態までは簡単にはめることができると思います。
ビートはめ
残りのビートがはめにくいときは、タイヤレバーてこの原理にて押し入れます
ビート押し入れ1ビート押し入れ2
この時にもビートとタイヤレバーの間にチューブを挟まないように注意。
ビート押し入れ3
可能であればタイヤレバーを使わずに指だけで押し込めるとチューブに傷をつけることがありません。
指で押し込み
写真では左手のみですが、右手も使って両手で行うと押し込めます。
ビートが全てはまったら、ビートとホイールリムの間にチューブが挟まっていないか1周全てと逆側も全て確認します(バルブ位置から始めるとどこまで確認したかがわかりやすい)。
リム噛み確認
これは大事な作業なのでしっかり行ってください。もし噛み込みのまま使用するとリム噛みパンクがすぐに発生します。できれば軽く空気を入れて、もう一度確認することをおすすめします。

最後に仮で使っていたチューブの保管方法についてです。このチューブはパンクした時の予備チューブであるため、走行中に所持しています。そのため、できるだけコンパクトにまとめたいと思います。
まずは、できるだけ空気を抜いた後に、バルブから遠い位置で丸めだします。この時に引っ張りながら空気を押し出して丸めてください。
チューブエア抜き
全て丸めながら、端に寄った空気を抜きます。抜き終わったらバルブを閉じます(バルブから空気が入り込むのを防ぐため)。
これで十分に空気がぬけているはずなので、後は好きな大きさにたたみます。
チューブたたみ
留めるためのゴムなどは、締め付けが弱いものにしましょう(チューブが長い間の締め付けで切れないように)。
ラップで包んでコンパクトに固めて、最後に空気を遮断するためにビニール袋で封をすると良いでしょう。
チューブにラップチューブにビニール袋
※余った袋部分はカットしてください。

作業内容は以上です。指を痛めないように軍手をするのも有りですし、手が汚れないようにビニール手袋をしても良いかと思います。ただ、軍手だとビートとリムの間に軍手の繊維が残って汚らしいかったり、ビニール手袋だとやりにくかったりとメリットとデメリットがあります。

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