紀伊半島先端にある和歌山県にはきのくに線が走っています。
このきのくに線で行われているサイクルトレインが、ちょっと珍しい輪行方法をとっています。
まず普通列車では下記のように手すりにバンド等で固定する方法が採用されています。
これは地方のサイクルトレインではよくある方法です。
ところがきのくに線輪行のすごいところは、特急列車への乗せ方です。
まずは駅で借りられる専用バッグで車体を包みます。
前後輪の取り外しは不要で、バッグは下からかぶせて上部はマジックテープを留めるだけです。
ハンドルとサドルは出たままでOKです。
特急車内では予約した列のAB席に立て掛けてゴムバンドで固定します。
本人は反対側の窓側に座ります。
どうです、こんな輪行は見たこと無いですよね?
また追加料金なしで1列の4席を独占できるのも凄い事です(サイクリスト専用車両のみで実施)。
最後に出口の改札にて専用バッグとバンドを返却するだけの楽々輪行です。
利用できる区間がそこまで長くはないのでどのような場面で利用するのか微妙ではありますが、
面白そうなので意味もなく利用してみたくなりますね。
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