最近の走行でふと気がついた事があるのですが、ギア(リア)の使用範囲が広がったようなんです。
以前よりも1段から2段重いギアも使うようになり、ギアの使用頻度が分散していると感じています。
重いギアを使うようになったと言うと力わざで重いギアを踏んでいるように思われるかもしれませんが印象としては全く逆で、「踏む」というよりは「回す」という方が強調され脚力は少なくて済んでいます。
このようになった要因は2つあり、まず1つはチェーンリングを小さくしたことです(2号機のみ)。
もともと2号機にはセミコンパクトチェーンリングがついていたので52-36Tだったのですが、コンパクトチェーンリングに替えて50-34Tにしました。
それにより使うギアに変化がありました。
表の上が現在で、下が以前となります。
黄色に色づけした部分が通常走行で使うことが多い42km/h台までなのですが、リヤギアで1Tほど差が出ています。
さらに以前は薄い黄色部分が使えていなかったのですが、これは2つ目の要因によるものです。
2つ目とは常用する回転数が10rpm上がったことです。
以前は80rpmくらいまでで走っていましたが、最近は90rpmを自然に使えるようになりました。
ここでおかしいと気がついた人もいるかと思いますが、回転数が上がればその分だけ同じギアでも速度が上がるので逆に重いギアを使う必要がなくなるのではないかと。
確かに計算上ではそうなるのですが、ケイデンスが上がると別な効果が生まれてきます。
ケイデンスが上がると重いギアにシフトした時でもケイデンスを高く維持し続けることができるため、力を使わなくてもそこからまた加速していけたりします。
その結果、以前なら52Tで濃い黄色部分までしか使えていなかったのですが、現在は50Tで黄色部分まで使えているのです。
最近まで試しで90rpmまで使うように走っていたのですが、加速性もよくなり、平均速度も上がったので良い事ばかりです。
やり始めた当初は違和感がものすごくありましたし、油断するといつもの回転数に戻ってしまうのでずっと意識していなければならなく苦痛でした。
それでもあきらめずに自然に出来るようになるまでやり続けると効果があります。
80rpmくらいで走っている方はぜひ試してみることをおすすめします。
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