伊豆半島探索の旅1日目

自転車紀行
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伊豆半島は過去に何度か訪れたことがありますが、地理的な問題季節的な問題で立ち寄ることができていないところがいくつかありました。

そこで今回はそれらの場所に訪れてみることにしました。

さらに紅葉が見られるといいのですけどね。

さて、今回はロードバイク1号機にて1日目は下記ルートで走ってきました。
https://www.strava.com/activities/6252450069
https://ridewithgps.com/trips/78578397

走行ルート

最初の試練の山伏峠

初日のルートは獲得標高があり時間が必要なため暗い中でのスタートとなりました。

日の出前にロードバイクで出発
真っ暗だよ!

平日なので混まないうちに小田原あたりまでたどり着いてしまいたいですからね。

湘南海岸線に出るころには明るくなっていましたが、まだ自動車も少なめで気楽に走れます。

湘南海岸線をロードバイクで走行

こんな早くから走っている人はいないだろうと思っていたら、1台ロードバイクがいました。

一気に伊豆半島の海岸線まで飛びますが、この頃には陽も高くなって気持ちよい朝を迎えられました。

伊豆西海岸をロードバイクで走行
朝日がまぶしい、そして風が強い

ただ、この日は風が強くここまでも進みが悪く苦戦しています。

そのためいつもならこの辺りは旧道を走るのですが、時間も惜しいので海岸線で短縮することにしました。

さて、いつか通った時に合掌して行こうと思っていた熱海の土砂崩れ現場に到着しました。

熱海の土砂崩れ現場

海岸沿いの部分なので被害の大きさが想像しにくいですが、1軒隣というだけで建物が無くなっていたりと惨劇がうかがえます。

さて、熱海を過ぎて海岸線から内陸部へと右折したのですが、いきなり強烈な坂が現れてギアチェンジが間に合いませんでした。

山伏峠への上り
いきなりこの斜度ですか!

おかげで変速のために上り口でぐるぐる2周も回ってしまいました。

最初だけかと思っていた激坂ですが、思っていたより長く続くため一気に脚力を削られていきます。

思ったよりも激坂が続くぞ

ここまで脚力温存しながら大事に走ってきたのに、予想外の難易度で一気に放出してしまいました。

それにしてもこんなに激坂が続くなんて完全にルートミスです。

いや長すぎでしょう

脚力を失う誤算もありながらも何とか激坂ゾーンをクリアして広い道まで出る事ができたのですが、実はそこから普通にヒルクライムするほど長い上りが待っていました。

斜度はマシになったが、激坂後にヒルクラはきつい

無理しないことだけに注力して、気がつけば海岸線から結構な高さまで上ってきていました。

山伏峠への上り途中の景色
少しだけ気持ちが癒されます

やりました!とうとう山伏峠まで上りきることができました。

山伏峠頂上
やった~上りきったよ~

まだ中盤なのにこんなに脚力使ってしまって大丈夫なのか不安ばかりでした。

紅葉を探して

車通りがほとんどない細道を軽快に飛ばしていると突然大型トラックが迫ってきました。

大型車通るんかい

予想外のことでとても驚いてしまいましたが、常に油断して走っていてはダメですね。

郊外の田園地帯を抜けましたが、こういう景色が一番気持ちよく走れます。

伊豆の田園風景
前を歩くおばあちゃんがよい味だしています

まずは最初のチェックポイントである伊豆市湯ケ島の出会い橋に立ち寄りました。

湯ケ島の出会い橋
男橋と女橋を合わせて出会い橋

ここは紅葉が綺麗らしいのですが、今年は色づきが今一つのようでした。

さらに少し進んで行くと次のチェックポイントの道の駅 天城越えが見えてきました。

道の駅 天城越え入口

ところが入口前が工事中でなかなか進みません(あとちょっとなのに~)。

ここでの目的は昭和の森会館の奥にある紅葉を見ることだったのですが、そこに行くには有料展示場に入らなければならないというではないですか!

有料展示をゆっくり見ている暇などないのでどうしたものかと外に出て悩んでいると、どうやら外にある遊歩道から行けそうなことがわかりました。

道の駅 天城越えの遊歩道入口
この遊歩道で行けるかも

短めですが紅葉の様子をどうぞ

ちなみにこの中は有料施設内なので遊歩道から立ち入れず見れるだけです。

八丁池

さてここからは本日のメインディッシュである八丁池へ向かうのですが、折角ならばと旧天城トンネルを通って向かうことにしました。

旧天城トンネルへの道
少々無理するつもりでしたが、即座にあきらめました

ところが100mも進むと砂利道の砂利が粗すぎて早々に断念しました。

八丁池の近くまでは舗装路があるのですが、自動車進入禁止で路線バスが1日4本しか通らないため路面には枝葉が堆積しています。

八丁池への上り
枝多すぎ

枝を巻き込まないように走るのでちょっと気を使いますし、真っすぐ上れません。

それでも道の横には清流が流れていて気分はよいところです(見る余裕はあまり無いですが)。

ただ上り区間は30分近くあるので、すでに脚力失った状態ではとても長く感じました。

八丁池への上り
やはりそこそこ長い上り

やっとのことで八丁池口バス停まで上ってくることができました。

八丁池口バス停
もちろん誰もいません

写真を撮りながらゆっくり上って来たのですが、STRAVAセグメントで4位でした。

ドラ
ドラ

記録者が20人しかいないからニャ~

バス停から先もいくらか走行可能ですが、その後は砂利道になってしまうのでロードを駐輪して徒歩で進みました。

八丁池遊歩道
足場が悪く歩きにくい

それにしても風があって寒いため、必要もないのにダッシュを入れながら池を目指しました。

ここは標高が高いためすでに紅葉時期は過ぎているのですが、点々と紅葉を見つける事が出来ました。

八丁池遊歩道からの景色

八丁池まではこの砂利道以外に林間コースもあるのですが、コースが怪しくとても試そうとは思えませんでした。

コルリ歩道入口
誰もいないので迷いそう

特にこの看板は方向が間違っていると知られていますが、正しいコースがどこなのかも全くわかりません。

コースの途中ではヒメシャラなどの大木が林を作り、枝ぶりなどが独特で見ごたえがあります。

八丁池のヒメシャラ
予想以上にすごい光景でした

八丁池の手前には展望台があるのでちょっと立ち寄ってみました。

八丁池の展望台

展望台では風が強くて吹き飛ばされそうでしたが、色づいた山と八丁池、その奥には富士山まで眺める事ができました。

八丁池と冨士山
スマホが飛ばされそうになるくらい風が強かった

さて、300mほど下ると目的地である八丁池に到着です。

八丁池
ちなみに徒歩での往復は1時間半くらいでした

こんな天候であるのでハイカーなど誰一人いません。

池を独り占めして「うぉ~」と叫んでいました。

池までの往復で20匹ほどの鹿と遭遇しましたが、目の前を横切る鹿などいて驚きました。

一瞬の事なのでカメラでとらえられず

八丁池までの道でも強風に苦戦したのですが、一番恐れていたのは河津七滝ループ橋です。

河津七滝ループ橋
風がなければ面白いところなんですけどね

左端を走ったりしたら突風で落下してしまいそうだったため、後続車に合図を出して車線中央を走らせてもらいました。

最後に峰温泉大噴湯公園に立ち寄ってみたのですが、ショップのおばちゃんが急げ急げとやけにせかしてきました。

言われるまま急いで中に入ってみるとちょうど温泉噴き上げのタイミングでした。

峰温泉大噴湯公園

どうやらこの日最後の噴き上げだったので呼んでくれていたようでした。

良いものが見れました。おばちゃんありがとう!

こんなグローブどうでしょう

今日は八丁池にもたどり着けたし満足な1日でしたが、強風のため3割は余計に体力を使ったのが辛かった。

2日目は南伊豆の内陸部走行の様子をおとどけします。

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