ダンシング時の異音に対処してみた

チェーンライン メンテナンス
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年末にオーバーオールしてから、大きく車体を振った時にフレーム内から異音がする時があります。

音の具合から、フレーム内にワイヤーを通す際の金属のガイドパイプ(車種専用の標準品)が固定位置から外れて遊んでいるものと思われます(過去にも経験あり)。

ロードバイクフレーム内の様子
黄色の部分にガイドパイプあり

そこでガイドパイプを元の位置に戻すために、ワイヤーを緩めてトップチューブにある蓋を開けて対処することにしました。

そのためはワイヤーの固定を外さなければならないのですが、元の固定位置が再現しやすいように固定位置に印を付けました

リヤディレイラー
マジックで印をつけた

そして固定を外しますが、ワイヤーの先のキャップは付けたままとしました(少し緩めれば良いため)。

次にBB下にある固定部分のネジを外して、固定部分ごと前方に動かして全体を緩めました。

ロードバイクBB下
ネジを外して左方向へ動かしました

さて、これでトップチューブの蓋を開ける事ができるのですが、どちらのパイプが外れているか・・・

ロードバイクワイヤー入口

んっ!

両方ともきちんと固定されていて、外れていない・・・。

そうか、だから音の鳴る頻度が低いのか。

ここまで来て音の鳴る原因がパイプ脱落による遊びではなく、車体を振ることによってパイプがフレームのどこかを叩いている可能性が高くなってきました。

そうなると、一度ワイヤーを抜いてパイプ含めてフレーム内での位置を見直さなければなりません。

さすがにそれは面倒だったので、可能な範囲でパイプ位置をいじってみて運よく直ってしまう事を期待しつつ戻すことにしました。

しかしながら予想通りフロントディレイラーワイヤーが、ラジオペンチくらいでは元の位置まで引けません。

ワイヤープライヤーは持っているのですが、ワイヤー先端にキャップを取り付けてあるため取り付けるスペースがありません。

どうしようかいろいろと試行錯誤していたところ、ギリギリワイヤープライヤーを噛ますことができました。

ワイヤープライヤー

何とか無事元に戻すことはできましたが、何も解決していません。

再度音が鳴るようなら、次はフロントフォークを抜いてそこからアプローチしてみたいと思います。

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