気になるところを回ってみたら、登山が多めとなってしまいました

自転車紀行
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今回は横須賀市でハンゲショウが限定公開しているとのことなので行ってみることにしました。

他にも気になっているスポットをいくつも回ってみることにしました。

それらはアップダウンが多い工程になりそうなので、ロードバイク2号機で行ってみました。
https://www.strava.com/activities/9325008289
https://ridewithgps.com/trips/125755394

走行ルート

たどり着くのが大変な稲荷

横須賀市まで快調に走ってきましたが、そろそろ曲がる場所が近くなってきました。

曲がった先は奥行きはありますが、袋小路で何もないと思っていたので初めてとなります。

住宅が少なくなったあたりで白赤稲荷大神ののぼりが現れました。

白赤稲荷大神への入口
前方の狭いところに入っていきます

10mほど入ると1台のチャリが駐輪していたので、ならべて駐輪して行きます。

ママチャリなのにヘルメットが装備されえらい

ここから少し登らなければならないのですが、その入口には立派な鳥居がありました。

白赤稲荷大神の最初の鳥居

ところが少し進むと「この先大丈夫なんだろうか?」と言うような獣道しかありません。

白赤稲荷大神への道

それでも先に入った人がいるのだからと進んでいくと、滑りやすい階段状の坂道が現れました。

白赤稲荷大神への道

滑ったりぬかるんだりで苦戦しながらも、やっとのことで小さな畑がある場所に出ました。

白赤稲荷大神への道

畑の上までやってくると分かれ道がありました。

白赤稲荷大神への道

左を見てみると畑で使うのか木材が積み上げてあります。

これは右が正解だろうと登りつづけたのですが、雨水が流れる溝なのか道なのかわからない滑りやすい場所が続いていました。

もうすっかり汗だくです

さすがにもうそろそろ着くだろうと足をとられながらも懸命に登りましたが、獣道が続くばかりです。

さすがに登りすぎだろうとGoogleマップで確認したところ、すでに3割ほど行き過ぎていました。

NO~あんなに滑りやすいところを頑張ったのに無駄だったなんて~

分岐まで戻って奥にすすむと伏見稲荷大社のような光景が現れました。

白赤稲荷大神の鳥居

何本も続く鳥居をぬけていくと最後に稲荷社が現れました。

白赤稲荷大神

ここは伏見稲荷大社の分霊を祀ったものらしく、このあたりでは唯一のものであるため地元で大事に管理されているようです。

たどり着くのも大変ですが、それだけありがたみもあるので一度行ってみることをお勧めします(ただしSPD-SLシューズとかでは無理です)。

そうそう、もう一台の自転車の人は畑作業をしていました。

塚山公園と抜け道

ちょっとした登山を終えて隣のエリアに行くのですが、そのためには大通りまで戻るか、チャレンジングな抜け道を通るかの2択がありました。

もちろん後者を選びきつい傾斜の道を進んで行きました。

分かっていたことですが、最後は階段が現れたのでロードバイクを担いで登ります。

この階段が思いのほか長かったのと、私の2号機がスローピング形状であるため担ぎにくいうえにサドルがガンガン頭に当たるのでとても大変でした。

このあたりで手がしびれてきた

何とか長い階段を登りきったのですが、その先では急な坂道が待ち構えていました。

上からハイキンググループが下りてくるくらいなので、なかなか上りがいのある場所です。

やっとのことで頂上にある塚山公園の展望デッキまでやってくることができました。

塚山公園の展望デッキ

この公園には何度か来ているので、目的はそこから続く切通しのような抜け道です。

塚山公園から横須賀インターへの抜け道

この道は自転車を押しながらでも通ることができる道幅があるのですが、とても滑りやすい岩が露出しているので少しでも濡れていると本当に危ない所です。

塚山公園から横須賀インターへの抜け道
デカいミミズがはってますね

相当気をつけながら通行したのですが、2回ほど本格的にこけそうになりました。

そうして何とか横須賀インターチェンジの入口まで出ることができました。

横須賀インター入口

ここには自動車道の入口しかないので自転車はまず来ることはない所です。

YRP内へ潜入

さて、そこからしばらく走って本日のメインイベントであるYRPの敷地内に潜入しました。

横須賀市のYRP地域

YRPとは横須賀リサーチパークの略称で、情報通信や新分野の研究や事業所が集まるエリアのことです。

潜入とは言っても普通に公道が通っているので誰でも通ることができます(私は勝手に入れないものと思っていた)。

そんなYRPの敷地の一番奥に光の丘水辺公園があります。

YRPの光の丘水辺公園

この公園は大きな池がメインでこの時期はネムノキも花を咲かせています。

光の丘水辺公園のネムノキの花

あまりにものどかな場所なのでカモが目の前で休憩していました。

光の丘水辺公園の鴨

ここまでは普段でも訪れることが可能なんですが、さらに奥にある池はこの時期だけの限定公開となっています(7/2まで)。

光の丘水辺公園の聖なる池

その池の周りには葉が白く変わりだしたハンゲショウが群生していました。

光の丘水辺公園のハンゲショウの群生

棒状のものが花で、白くなっているのは葉が変色したものです。

一面がハンゲショウだらけの光景は一見の価値がありますので、ぜひ見に行ってみてください。

三浦富士は案外低かった

YRPを後にしてまたも山道を上っています。

三浦富士への道

徐々に傾斜はきつくなっていきますが、歩いて登ることを考えたら舗装路があるだけマシです。

三浦富士への道

さすがに舗装が無くなったのでロードバイクで進めるのはここまです。

三浦富士への道

駐輪してここからは徒歩となりますが、上から降りてきた方が私を見かけてアドバイスしてくれました。

数年前にここでロードバイクが盗まれたそうなので、きちんと鍵をかけて行った方がいいよということでした。

ちょっと心配になりましたが、鍵だけでなく防犯アラームもかけているのでまず大丈夫でしょう。

さて、ここから登っていこうとしているのは三浦富士の頂上です。

三浦富士への道
駐輪場所から頂上の中間地点

そこそこきつい部分もありましたが、今日通ってきた道たちに比べたら楽勝でした。

駐輪場所からほんの10分ほどで登頂できてしまったのは拍子抜けでした。

三浦富士の頂上
三浦富士の頂上

頂上は樹木に囲まれているので景色はあまりありません。

三浦富士からの眺望
一番良い景色がこれです

そこまで歩きにくい道ではありませんが、やはりSPD-SLシューズではきついでしょう。


最後に湘南国際村まで行って、近くの棚田を見てきました。

湘南国際村近くの棚田

まだ苗が小さいので、もう少し青々としたころにもう一度来てみたいですね。

自転車用の各種シューズとなります。

本日は登山のような工程が多いライドになってしまいました。

思いのほか時間がかかって、他にも用意しておいた立ち寄り場所をパスすることになってしまいました。

それでも気になっていたいくつかの場所を巡ることができ、思いのほか面白いライドでした。

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