ガンダムを見に行くという目的ができ小田原へ

自転車紀行
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私の場合、ただ目的もなく知った道を走るだけっていうのは飽きてしまうため何か目的を決めて出かけています。

今回は小田原にガンダムのマンホールが設置されたとのことで、ぜひ見に行かねばと行ってきました。

ドラ
ドラ

子供でもないのに見てどうするニャ~

それだけでは流石に走る意欲が低いので、近くにある気になっていた2施設にも寄ってみる事にしました。

今回はロードバイク2号機にて、下記ルートでまわってきました。
https://www.strava.com/activities/5833773704
https://ridewithgps.com/trips/73787047

ルート

マンホールを探して

今日の副目的として上半身の力を生かした走りを強化してみることにしました。

具体的には上りなどでハンドルの引きつけを強くしていくらかでも脚力を補おうというものです。

近場の坂で行ってみましたが、腕だけでなく腹斜筋の伸縮も意識してみると今までとは違った力を加える事ができました。

ただそれだけだと単なる踏み込むだけのペダリングになってしまうので、綺麗な回転の中に組み入れるのがなかなか難しく、それが今日1日の課題となりそうです。

藤沢駅に近づくととんでもない自転車乗りが現れました。

信号無視はするし、一旦停止は無視するしでやりたい放題です。

特に藤沢駅周辺に多いように感じるので、地域性があるのでしょう。

走り出して30分以上経ったころ、はっ!と気が付きました。

新西湘バイパス高架下
自分はどこにむかっているのだろうと思考が停止

ルートがあきらかに間違っています。本来なら海岸線を走っているはずでした。

自分にあきれつつも、どこでリカバリーすべきか考えながら進んでいきました。

吹きっさらしで風の強い日には危ない場所に出たのですが、今日もなかなか危ないレベルの風が吹いていました。

新西湘バイパス高架下
この先の下がったところが特に危険

ただし今日はホイールのハイトが低い2号機だったので、上体をかがめて走ればそれほど風にあおられることはありませんでした。

いや~たまたまでしたが2号機で本当に良かった。

ドラ
ドラ

ここで1号機の時にあおられて縁石に突っ込みそうになったニャ~

道のリカバリーで平塚市の1号線を走る事になりましたが、やけに路面がスムーズです。

平塚駅近くの1号線

以前このあたりのアスファルトはガタガタで油断するとものすごい突き上げを食らいましたが、やっと対応してくれたようです。

大磯で予定していた道に戻れましたが、このあたりは裏道ばかり走っていたので久々に表通りを走るととても新鮮でした。

大磯の1号線

雨がパラパラと降りだして前方には厚くて黒い雲が立ち込めてきました。

やっぱり降ってきたかと覚悟したのですが

これは雨宿りもやむなしかと覚悟したのですが、天気予報を確認してみると回復傾向となっていたので安心しました。

上り坂のたびに上半身の力を回転力に融合するようにつとめて走ってきたのですが、だいぶ良い感じでできるようになってきました。

ここからはできるだけ脚力を使わないで上半身の力と脚の重さだけで上っていけるように試してみることにしました。

さて、最初の目的地である小田原駅前までやってきましたが、目的のマンホールがどこに設置されているのか分からずウロウロしてしまいました。

小田原駅前の商店
マンホール設置場所って無数にあるので困った

よく確認してみると設置場所は1本隣りにあるので見つかるはずもありませんでした。

小田原のダイヤ街商店街
見けて見れば分かりやすすぎる場所にあった

ダイヤ街商店街の出口付近で見つけましたが、通行人は全く関心をもっていません(当然か!)

小田原のガンダムマンホール
小田原は富野 由悠季さんの出身地なので設置されました

道のど真ん中で一人写真を撮ったのでちょっと恥ずかしく、ゆっくり鑑賞することができませんでした。

このマンホールにはペアとなるもう一枚があるのですが、それはちょっと離れた場所に設置されています。

海岸近くの地元民しか知らない道を通ってその場所に向かいました。

設置場所は小田原漁港ということは分かっていたのですが、食堂街にも漁港内にも見当たりません。

小田原漁港の食堂街
ここでもまた見つけられず

そこで残るは反対側にある小さな休憩所ではないかと推測して行ってみることにしました。

小田原漁港の休憩所
ただ何となくここではないかと予感はあった

予想は的中し休憩所にシャー専用ズゴックが設置されていました。

ガンダムマンホール(ズゴック柄)
でましたズゴック、海つながりでこちらは違和感なし

それにしてもマンホールの回りがセメントで作り直されていますが、ここってそもそもマンホールなんて無かったような気がします。

おそらく地面にマンホールの蓋を埋め込んだだけなのではないでしょうか。

私が写真を撮っていると後からロード乗りがマンホール目当てにやってきました。

どこかで見覚えがあるなぁと考えてみたところ、1つ目のガンダムマンホールで見かけた方でした。

軽く声をかけてみましたが、やはりマンホール目当てに訪れたとの事。

商店街では誰も関心を持っていなかったので、同志がいてくれてとてもうれしかったですね。

松永記念館と小田原用水

主目的は達成されたので、近くで気になっている施設に寄ってみることにしました。

施設は住宅地の奥にあるので、狭い路地をぬけて行きます。

奥まった場所にあるのですが、結構な広さと建屋がいくつもある松永記念館に到着しました。

松永記念館の施設案内板
思っていたよりずっと広い

本館前には大きな池があり

松永記念館の池

池にはスイレンが綺麗に咲いていました。

松永記念館の池の睡蓮

奥に向かうと苔むした路地がつづいていて、とても良い雰囲気です。

松永記念館の階段
来場者も少なく静かな環境です

建屋は複数あって茶室などをみることができます。

松永記念館の茶室

この苔の状態って最高に良いと思えませんか?

松永記念館の苔
苔の維持って大変なんですよ
ドラ
ドラ

苔好きでないとそこまで分からないニャ~

記念館を後にして少し走ると箱根への1号線にでます。

普段知らずに通り過ぎていましたが、ここに小田原用水のゲート跡が残っています。

小田原用水
この真下に水門があったのですが気がつかず写真なし

この場所から小田原城へと飲み水を早川から引き入れていたそうです。

小田原用水

さきほど松永記念館に行く前に見つけた天然酵母のパン屋さんが気になったので寄ってみることにしました。

ブーランジェリー箱根坂
ブーランジェリー箱根坂

パンの数は少ないのですが、種類はそこそこありました(ケース内にサンドイッチなどもあり)。

ブーランジェリー箱根坂の室内

ものすごくモチモチして他では味わえない食感なので一度立ち寄ってみてください。

味の方はわりと薄味で個人的にはもう少しだけ味が強い方がそれぞれの印象が際立つような気がしました。

これでこの日の予定は全て消化したのですが、ちょっと走り足りないと酒匂川サイクリングコースに向かってみました。

酒匂川サイクリングコース

このサイクリングコースは狭いので軽快に飛ばしていくようなところではないのですが、独特の雰囲気がある道がいろいろと現れるので好きなんですよ。

酒匂川サイクリングコース

ただここに来たくて通ったわけではなく、その後の大井町から中井町にかけてのアップダウンを楽しもう(苦しもう)かと思って通過しました。

中井町の上りに入る頃には、上半身を使った踏み込みがペダリングの回転ムラにならないでできるようになっていました。

これで上りに関して新たな武器が手に入りました。

そのまま帰路についたのですが、小田原からかれこれ2時間ほど走り続けているため疲れがピークに達してきました。

休憩できるところをと脇道に入ったものの小川にはばまれて行き止まり地獄となってしまいました。

結局良い休憩場所も見つけられずに走っているうちに、隣駅まで戻ってきてしまいました。

このように休憩も取らずに走り続けてしまうのはいつもの事です。

自転車用の各種シューズとなります。

今回はマンホールが汚れてしまわないうちに見学することができて良かったですし、松永記念館が思いのほか素晴らしい施設であることがわかり大満足です。

また、新たな走りの武器ができたため、ヤビツの40分切りを早く達成しなければと思いました(いや思い出したかな!)

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