Part 1に続いてふじあざみラインからの内容になります。
走行記録は下記の通りです。
https://www.strava.com/activities/1595180806
走行はロードバイク2号機となります。
ふじあざみライン アタック
スタート地点は道の駅すばしり横を上ったT字路から、登坂開始します。
では登坂の動画をどうぞ!と言っても長すぎてしまうためダイジェスト版となります。
※画質が悪い場合は、画面右下・歯車マークの「設定」を大きな数字に変更して視聴ください。
スタート前から脚に違和感があったんですよね。おそらくここまでの行程で30km/h以上を保ったことで疲労していたか、2日前まで風邪っぽかったためか、睡眠不足か、なのですが上り初めから脚が回らない。最初の20%傾斜部分でいきなりギブアップしようとしていたくらいですから。
ただ、その後の7~9%区間に入ったところで、ランナーズハイになって少し脚がまわってきたんですよね。「これは行けるのでは?」とあまく考え、中間地点では「思ったほどでもないや」ととんでもない勘違いをしていました。
馬返しバス停から先の「毒キノコ注意」の看板が現れてからが本当の地獄でした。傾斜がきつくなってすぐに脚がまわらなくなりました。傾斜の問題でなく体力切れです。ここで2度目のギブアップを考えました。
ただ、上れなくなって足つきするか、脚が攣るまで頑張ろうともがきました。ところが、痙攣箇所をケアしながら走る方法や、脚力を使わないで上る方法を会得していたことが災いし、ギブアップすることができずに少しづつですがじりじりと上り続けました。
動画では残り500m弱でバッテリー切れとなっていますが、もちろん最後は気持ちのみでゴールしました。
ゴール地点にはすでに計測器が設置され、「ピッ」と反応していました(ご迷惑だったでしょうかm(__)m)。
写真が無いのでSPORTS BULLのレースライブ映像を拝借しました。左の線がゴールです。
いや~こんなに厳しかったのは初心者の頃以来ですね。走りは見ての通り話にならないのですが、奇跡的に足つき無しでゴールできたことが信じられません。自分で自分をほめてあげたいと思いました(どこかで聞いたフレーズですが)。また同時に来年は体調整えて蛇行無しで上りたいとも思いました(←本当にまたやるのか・・・)
ゴール後は時間がないので急いで観戦場所に移動しないとならないのですが、せめてアイスくらいは食べたいと菊屋さんにて購入。
写真撮る余裕がなかったので富士さんぽさんの画像を拝借。
菊屋さんの前でアイスを食べていると、どこかのテレビ局よりインタビューを受けました。自転車にて上りきった人が数名しかいなかったためでしょう。時間が無いので食べながら答えていました。
食べ終わったら早々に下り出して、観戦ポイントを探します。できれば直線部分が長く斜度がきつめなところをと探していると、有りました!
先ほど上っている時に一人観戦待ちをしている方がいた場所です。先ほども声を掛けていただきましたので、一緒に観戦させていただく事としました。
白い上着を着ているのが私です。SPORTS BULLのフル映像でしっかり映ってました。
場所も確保したため早く来ないかと待っていましたが、なかなか現れません。ゴール付近を上っていた時には「選手に追いつかれるぞ」って野次られたり、ゴールした他の自転車乗りたちも場所確保であわてていたので焦っていましたが、まだまだ余裕があるようでした。結局30分以上待ったために、ちょっとウトウト。
ではレースの模様をどうぞ!
※画質が悪い場合は、画面右下・歯車マークの「設定」を大きな数字に変更して視聴ください。
観戦してみて終盤でも攻めた走りをしていることに感心させられるとともにいくつか気づいた事もありました。
同じ人間なのでそこまで圧倒的な違いはありませんでした。もちろん同じ走りは出来ないでしょうが、トレーニングしだいでは似たような走りも可能なのではと感じました。
また、後続グループの体力温存組の多く(映像にはありません)は、私と同じように真横に走る勢いで上っていました(斜めに上るのではなくほとんど真横に走る)。もちろん彼らは明日のために体力温存で、目一杯で仕方なくそうした私とは意味合いが違います。でも苦し紛れに行っていたことが間違えでなかったのが、何か嬉しかったですね。
最後尾表示車両が通り過ぎたので、表彰式を行う道の駅すばしりまで下ります。道の駅まで下ったところで、脚がとんでもなく硬直していました。このままでは帰路を走るだけでも大変になります。何か打開策はとキョロキョロしていた時に足湯が目に留まりました。少しでも改善してくれたらと足湯につかりました。
その後、表彰式が行われました。
人出も多くないので、間近で見る事ができます。
個人総合トップのグリーンジャージを着用したところです。
表彰式も終わり帰路についた時、「おっ脚がまわる!」硬直が改善されていると驚きました。もちろん疲れは残っているので力は出ませんが、きれいなペダリングならまわしていけます。おそらく足湯で血行が良くなり、脚に溜まった乳酸が拡散されたのではないでしょうか。あまりの効果に、家庭用の足湯バケツを買おうかと本気で思っています。
そして近くの段々畑を下っている時は気持ち良かったですね。
その後、行きと同じように246号線に出て、途中から76号線に回避しようとしたところ、右折レーンはあるが、横断歩道が無く二段階右折ができない!仕方なく進んだところ76号線に抜けられる道路がありました。
途中で通った、山北町の観光協会の建物と町内巡回バスのぐるりんです。
疲労しながらも無事帰宅することができました。STRAVA記録を確認してみたところ、あんなハードなヒルクライム含めて197kmの走行になりました。疲れるわけだ。
STRAVA記録と言えば、PCで見ると山岳ランクが赤文字で出ているけど、「HC」と初めて見る記号が出てました。てっきり「1」までしか無いと思ってましたが、更に上があったんですね。驚きです。確かにライブ映像の解説でもこんな傾斜で上り続けるコースはワールドツアーでも無いと言っていたくらいですから、きっと特別なのでしょう。
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