終盤にかけて斜度が増してくる足柄峠でタイムアタック

ヒルクライムポイント
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さてこの時期になると紅葉も一段落して外出するのもおっくうとなり、ライドする目的を見失っていました。

いっそのこと今週のライドは見送ってしまおうかとも思いながら地図をながめていたところ、ふとある記憶がよみがえってきました。

コロナの自粛明けで体力低下した中で走りに行った足柄峠です。夏場だったこともありボロボロになりました。

そのリベンジを兼ねて今回はロードバイク2号機にて、下記ルートで行ってきました。
https://www.strava.com/activities/4465479525

ルート

往路

足柄峠にはこれまで数回上った事があるのですが、そのほとんどが前半景色の良い川沿いの裏道を通っているため登坂タイムが残っていません。

唯一正式な道で上ったのが前回の真夏の地獄でした。

体力が落ちていた中での真夏のライドだったために、いつリタイヤしてもおかしくないほどボロボロになりながらギリギリ上りきりました。

そんなだったためにタイムは酷いもので、記録がそれしかないことが気になっていたので今回リベンジすることにしました。

ドラ
ドラ

ライドを見送ろうとしていたのに、極端だニャ~

タイムアタックに向けて出発したところ、どうも数日前のライドによる筋肉痛が微妙に残っていました。

このような微妙な筋肉痛がある場合は、吉と出る場合凶と出る場合があるんですよね。

身体が負荷に対してすぐに順応できる良い場合と、動きに切れがなく重い走りになる悪い場合のどちらになります。

この日は海岸線を走るロード乗りが多く、かわしていく回数が多くなりました。

134号線
流すだけのつもりがついついペースアップ

タイムアタックがあるのであまり脚力を使いたくないのですが、抜かした後に追走してくる者がいるためついつい力が入ってしまいます。

それでも脚力を温存するためにと40km/hほどにセーブしつつも振り切るようにと、微妙な駆け引きを行いながらの走行となりました。

大磯ロングビーチまでやってきたところ、何やらイベントが行われているようでした。

大磯ロングビーチ駐車場入口
見ていく時間が無かった

遠めで少しだけ見えたのですが、今日はクリテリウムのレースが行われていました。

国道1号線に出たところで前に1台ロード乗りがいたのですが、渋滞した中で安全重視で進みがよくありません。

国道1号線
安全運転は大事ですね

このままでは予定時間に遅れが出そうなので、バスが停車した時にまとめてパスさせてもらいました。

右折ポイントが近づいてきたのでサイコンの表示を地図モードに切り替えたのですが、GPS感度が悪くいくら走っても地図が検索中のまま表示されません。

国道1号線

曇り気味の時に起きやすい現象なのですが、土地勘の無い道で起きると本当に困ります。

そうして一気に足柄峠のスタート地点にやってきて、真っすぐ進むのが正規のルートなのですが何故かサイコンは左側から回り込む道を指示しています。

足柄峠の上り口
夏場の地獄が思い出される

まさかこんな通りやすい道で裏道を指示するとは思わなかったため、この部分はルート作成ソフトに任せてしまったために起きたことでした(もちろん無視して直進)。

足柄峠①

序盤の緩斜面区間では、心拍脚力の両方ともに負担を掛けない範囲で最速な走りを心掛けました。

足柄峠への道
ここで無理は禁物

この辺りから急斜面がたびたび現れだすので、本日の課題を開始しました。

足柄峠への道
65~70rpmになるように心がけ

一時期重いギアを踏む練習をしてその癖が残ってしまっていたので、今回は70rpm近くをキープするようにギアを調整してのぞむことにしました。

ふと横をみるとシェアサイクルがいましたが、長い筒を背負っていたので釣りに行くのでしょうか?

足柄峠への道

シェアサイクルはもちろん電動アシストでしたが、先ほどの急斜面では歩いていたので電動アシストでも急すぎて上れないんですね。

ここまでも急斜面は現れていますがまだウォーミングアップというところで、この先の角度が変わる部分から10%超えの地獄ツアーが始まります。

足柄峠への道
ここからが勝負だぁ

しばらく進むと「急カーブ注意」の看板でつづら折りの道が続くことを予感させ精神的にダメージを食らいそうですが、箱根旧道でのいつまでも終わらないつづら折りに慣れているのでノーダメージです。

足柄峠への道
まだまだ余裕でしょう

それでも斜度のキツいコーナーが現れるたびに脚を削られていきます。

足柄峠への道
このくらいはまだまだ

ただ前回の夏場とは全く状況が異なり、紅葉している場所を通った時にはじっくり観賞する余裕がありました。

足柄峠の紅葉
もちろん帰りに撮影

前回はこの辺りでいっぱいいっぱいでしたが、今回は苦しいながらもテンポよく脚が回っています。

足柄峠への道
ちょっと疲れてきたかな

またも紅葉が現れたりすると、無理して来てよかったなぁなんて感じる余裕さえありました。

足柄峠の紅葉
2度目のやすらぎ

足柄峠②

とうとう終盤の急斜面区間に突入しました。

足柄峠への道
とうとう来た~激坂区間

ここからは行けども行けども急斜面が続いて、休む間を与えてくれません。

足柄峠への道
緩斜面が一切ない

そんな中でもちょっとした斜度の変化に合わせて、ダンシングとシッティングを使いわけ、水分の補給も忘れずにこなしました。

しかしながら足柄峠のいやらしいところは、最終盤になるとさらに斜度が増してくる事です。

足柄峠への道
さらにキツくなってきた

もう最後には呼吸が苦しくなるばかりで、全く猶予を与えてくれません。

足柄峠への道
呼吸が苦しい

それでも何とか1つ目の頂点である足柄万葉公園までたどり着きました。

足柄万葉公園入口
やった~まず1つ上りきった

しかしながらゴールまでは少しだけ下って上り直さなければなりません。

しまった、脚力が残っている

なんとか脚力にはまだ余力があったので平地区間でスプリント走を行い、その勢いのまま最後の上りを全力ダンシングにて駆け上がりました。

足柄城址入口
前回ほど苦しくはありませんでした

2つ目の頂点である足柄城址の入口までたどり着き、タイムアタックは終了です。

少しだけ戻ったところに、足柄峠を示す標識があります。

足柄峠標識
お約束の記念撮影

なぜ坂の途中に峠の看板があるかわかりませんが、昔の山道ではここが最高到達点だったのかもしれません。

さて、タイムアタックの結果はどうだったかとSTRAVAのセグメントを見てみたのですが、似たようなセグメントが複数作られてはいますが今一つ適切なものがありません

と言うのもスタート地点とゴール地点の設定には問題があるのです。

①スタート地点の問題・・・信号機手前の交差点スタートとしているセグメントがあるが、赤信号にかかってしまう可能性があるため適切でない。
②ゴール地点・・・頂点が二つ存在するが、1つ目は頂点が不明確で設定が適切でないセグメントが多い。

これらの問題を解消するために、新たに適切なセグメントを設置しました。

セグメント名は「足柄峠(ふとん店~足柄峠標識)」です。

スタート地点は信号機のあるふとん店とし、ゴールは2つ目の頂上手前の足柄峠標識としました。

頂上にしなかった理由は、足柄峠標識までで終わりとするガチ勢が結構いるため、そこまでを記録として見ました。

新しく作ったセグメントは今のうちは表示されていますが、人気が無いと下の部分のその他にまとめられてしまうため、気に入った方は表示の横の☆マークをクリックしてお気に入りとしてください。

360度対応から低価格で始められるものまで

ところで記録ですが、何と49分ジャストで切りがいい結果でした。

ちなみに前回は59分29秒もかかっているので、いかにボロボロだったかがうかがえます。

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