例年以上の花をつけた一本桜に向かいつつ、ミナカ小田原に立ち寄り

自転車紀行
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今年は各地の花咲きが例年よりも早く、関東一遅いと言われる芦ノ湖の一本桜も満開となったいう情報を得ました。

さらに今年は例年よりも花付きがよくて、見頃は今週までしかないとの事。

天気予報は週末雨、ならば何とか時間を作って行って来なければと出かけてみました。

折角の平日なので普段寄りにくい場所にも立ち寄ってみることにしました。

今回はロードバイク2号機にて、下記ルートで行ってきました。
https://www.strava.com/activities/5130565775

走行ルート

いざ小田原へ

子供を乗せたスクーターが横を通り過ぎて行ったので、二人乗りできる排気量なのかナンバーをみてみましたが、

ご当地ナンバープレートになっていてどのクラスだかわかりません。

帰宅後に調べて分かったのですが、鎌倉市のご当地ナンバーは背景の色でバイクの排気量を現していることを知り納得できました(ちなみにピンクなので90~125cc)。

湘南海岸線までやってきて高速走行を始めたのですが、どうにも身体が重く不調なのではと心配になりました。

134号線

ところが身体が温まってくると調子は今一つなのですが、無理せずに45km/hで走れてしまいました。

どうやらここ数日軽くトレーニングしている事が効いているようで、1日10分くらいですが思ったより効果があることに驚きました。

大磯港にてスマホを眺めて何か探しているロード乗りがいました。

大磯港
ここで迷うということは・・・

ここで探すとなればこれから通る太平洋岸自転車道ではないかと思っていたところ、予想通り後ろからついてきました。

太平洋岸自転車道で熱心に自転車を撮影している人がいたので、ついつい目で追ってしまいました。

太平洋岸自転車道
新車は嬉しいですね

自転車が新しめだったので嬉しくて撮影しているようでしたので、ちょっと微笑ましく思えました。

大磯プリンスホテルから先いつも裏道ですが、この日はプリンスホテル側の道を使ってみました。

嫌な予感がしたので避けていたのですが、やはり結構な上りが現れました。

ただ予想外に沢山のテニスコートが広がっていて、それを知れたので良しとしました(今後は通りませんけど)。

いつもの裏道へ合流すると壁面にツツジが広がっていました。

土手のツツジ
予想外の出会いだと感動が大きい

今年は気がつかないうちに葉山のツツジの名所が終わってしまい残念だったのですが、十分に代わりになる咲きっぷりでした。

裏道から国道へ出る際に目の前をロード乗りが通り過ぎたのですが、追走してもどんどん離されてしまい見えなくなっていきました。

裏道ではゆっくり走っていたのでペースがつかめず置いていかれてしまったのですが、諦めずにペースを上げて行ったところ運よく長い信号で追いつくことができました。

気持ち的にはそれで十分で無理に追い上げなどしなかったのですが、ペースをつかんで走れていたために自然に追いつき追い越してしまいました。

さて、小田原までやってきたのでミナカ小田原に向かうのですが、駐輪場が無い事はわかっていたので小田原城址公園に停めていきます。

以前はこの左手あたりが駐輪に適していたのですが、忍者館ができてバリケードで入れません。

小田原城址公園

ではそのバリケードの奥の道へとも思ったのですが、ここでは人目が無さ過ぎて逆に危険なため却下しました。

最終的にはバリケードの正面にある植木に立て掛けて停める事にしました。

ちょっと怪しい停め方

横を歩く人からは目につかず、かといって人通りもあるので下手な犯行はしにくい場所(警報器もついているため)なのでまずまずの場所です。

ミナカ小田原と旧東海道

駐輪場所から1ブロックほど駅方面に向かうとミナカ小田原の建物が見えてきます

ミナカ小田原

後方にあるホテルビルと一体になった前面の3階部分がミナカ小田原となります。

ミナカ小田原の外観は小田原の城下町をイメージした黒を基調としたものになっています。

ミナカ小田原

1階はお土産になりそうな食品、2階は食堂街となっています。

ミナカ小田原の2階

3階は広場となっていて、テイクアウトできるような食品が多く売られています。

ミナカ小田原の広場
ミナカ小田原ではこの広場が知られています

全体的な印象は駅の地下街にあったものが、地上に出てきたという感じです。

基本的に飲食関係がほとんどでそれ以外があまり無いことが残念なのですが、点在している人気の品がここでまとめて見れるのは良いですね。

ミナカ小田原を後にして東海道線旧道を上って芦ノ湖へ向かいましたが、今日はタイムアタックせずに上ったために周りの宿などを観察しながら進むことができました。

東海道旧道

天成園の看板を見ながら、ホテル内にあるを帰りに見学してみようかなど考えながら上っていました。

マイペースで走っているので唯一の信号にかかっても気になりませんし、この辺りでは体力的にも余裕がありすぎる状態でした。

東海道旧道

ただ途中から宿なども無くなり、淡々と走っている事にも飽きてきたところで観光客も多い畑宿はたじゅくに差し掛かったのですが、平日のため誰一人いなくて張り合いをなくしました。

畑宿

私はこのコーナーをギャラリーコーナーと呼んでいて、タイムアタック時には気合が入るところなんです。

長々と続く七曲りも後半になってきたところでさほど苦しくはないのですが、負荷がある状態が長いので飽き飽きしていました。

東海道旧道
坂バカではないので上りは好きではありません

タイムアタック時は単に苦しさとの戦いですが、今日は淡々と上ることのつまらなさとの戦いでした。

割と流して走っていたつもりでしたが、旧道のタイムが52分と悪くないものだったのが驚きです。

寒さの中の一本桜と温泉宿の滝

芦ノ湖に着いて折角の平日なので、週末なら人気で混んでいるBakery&Table 箱根にてパンを購入することにしました。

Bakery&Table 箱根

密を避けるために湖畔のベンチで昼食としたのですが、これがちょっと寒くてパンを味わっているどころではありませんでした。

芦ノ湖の遊覧船
せっかくのパンを味わう余裕もなく

山向こうの上って来た側では晴れ間も出て暖かかったのですが、芦ノ湖ではどんより曇っているうえに気温も低くなっていました。

昼食を短く終えて、最終目的地に向かいだしたのですが寒さで体が動きません。

少しでも発熱するようにと、上り区間は必死にダンシングを続けて寒さと戦っていました。

おかげでSTRAVAの記録を見ると、この区間で軒並み自己ベストが出ていました。

まもなくして本日の主目的である湖畔の一本桜に到着しました。

箱根の湖畔の一本桜
確かに花数が多い

今年は例年になく花の状態が良いとの事なのですが、曇り空で写真で伝わらないのが残念です。

箱根の湖畔の一本桜
樹齢100年ほどです

陽が出るまでしばらく待ったのですが寒さに耐えられず諦めました。

すぐ横に忍者バスという水陸両用車が停車していたのですが、乗降口が飛行機のように高所なのは知りませんでした。

箱根の忍者バス
そういえば小田原城も忍者企画でしたね

旧道を下りだした直後は寒くてどうしようもないくらいでしたが、徐々に気温もあがってきて陽の光もあり生き返りました。

上りであたりをつけていた天成園へ向かう道を下って、滝を見に行きました。

ホテルに着く前の川の流れも綺麗で、気持ちのよいものでした。

もうすっかり寒さを忘れています

天成園の滝には駐車場のゲートの奥から向かう事ができます(滝のある庭園は誰でも見学可)。

天成園
Pマークのところを入っていきます

まずは飛烟ひえんの滝が迎えてくれました。

飛烟の滝
手前で鴨が水浴びしていました

思っていたよりも立派なものでちょっと驚きました。

さらに奥には玉簾たまだれの瀧があり、こちらもなかなかのものでした。

玉簾の瀧

どうでもよい事ですが、2つあるタキの漢字が「滝と瀧」になぜ分かれているのは何故なんでしょう?

いろいろな輪行袋

もう暖かくなってきた時期ですが、寒さに震えるライドでした。

そうそう、天成園といえばミナカ小田原のホテルは天成園が運営している事を帰宅後に知りました。

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