前回の走行を終えて丸一日経ち、2日目の夜に膝の皿下に若干むくみのようなものが現れました。
特に痛みや違和感も無かったのですが、気がつくとその一部から粘性のある水が出てきました。
あれっ、傷口からばい菌でも入ったかなぁと思っていたところ、別な場所からもあふれ出しました。
写真に撮ってみたのですがちょっとグロっぽいのでモザイク処理しました。
その後も翌朝まで水分が出続けて、今はその周辺が多少赤くなっています。
どうみてもペダリングの負荷による膝の炎症なのですが、丸1日以上経ってから起きたのは初めてですし、痛みが無いのも初めてです。
何が原因だったのだろうかと考えてみましたが思い当たることも無いため、まずは機材関係での可能性を探ってみることにしました。
機材チェック
まずはサドル高などは膝に影響を与える可能性が高いのでそのあたりからチェックしました。
長年乗ってきて問題のない1号機のサドル高(BBから)を正確に測定したところ、69.4cmでした。
次に前回の走行で使用した2号機の高さを測ってみたところ、69.3cmとほぼ一緒でした。
むしろ1号機よりも1mmとはいえ低いのでサドル高の可能性は低いでしょう。
では次にあやしいクリート角度についてもチェックしてみることにしました。
現在使用しているシューズたちですが、左上から右へと新しくなっていきます。
さて、クリート角度をどのように測定しようかといろいろやってみたのですが、下記のような方法で測定する事にしました。
まずシューズの中心線に定規を当て、クリートと平行にもう一本の定規を当てます。
そしてその2つの定規の角度を測定することで、クリート角を求める事にしました(ちなみにシューズをバイクに平行にした場合は90度です)。
計測値と調整後の値は次の様になりました。
上側にあるシューズほど古いもので、何度もクリート調整しているので信用できるためそれを基本に調整しました。
まず右足は87.5~88.5度の範囲で調整。
次に左足ですが、当初は90度を超え足先が開き気味となっているシューズが多くありました。
しかしながら私は若干内股傾向のあるペダリングをしているため、89~90度の範囲で調整することとしました。
最後にスピンバイク(ビンディングがついている)で違和感ないか最終確認を行ってみたところ、Mavic白黒の右足だけ違和感があったので少し内側(角度が減るよう)に調整して終了としました。
考察
ただ今回の膝の炎症とクリート角度は関係なかったと思います。
そこまで大きなズレはありませんでしたし、SPDペダルの場合は左右への遊び(動かせる範囲)が大きいので多少ズレていても負担にはなりません。
結局のところは単に走行時間と負荷が大きすぎて膝が炎症したものと思います。
だったら時間かけてクリート角を直したのは何だったのニャ~
それは折角の機会なので、クリート角を感覚合わせではなく数値合わせしてみようかと思ったためです。
ちなみに今回のやり方だとシューズの中心がどこかを決めるのが結構難しかったですね。
シューズの両端に近い部分で中央を見つけて直線で結ぶと上手くいきます。
また、角度測定は写真撮影したものを分度器アプリで測定するとやりやすかったですね。
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