一時期話題になったようですが、Randonauticaアプリを使ってみることにしました。
Randonauticaは地図を使って実際に移動しながらその過程を楽しむアドベンチャーゲームです。
本来は徒歩で移動して楽しむためのものですが、設定範囲を広げれば自転車でも楽しめます。
そこで今回私はクロスバイクで試してみることにしました。
設定や使い方
まずアプリをダウンロードして起動させると、登録を求められます。
行ったアドベンチャーを記録するために登録が必要なんだと思いますが、登録が必須なので行ってください。
アプリが起動して知らない言語で表示されているようなら言語の変更が必要となります。
画面左上の三本線をタップすると項目が現れるので、「歯車マーク」→「文+Aマーク」で言語を選択します。
なお、日本語は設定にありませんのでEnglishを選んでください。
では実際の使い方ですが、初期画面は下記のような感じになっています。
青線での円が目的地として指定されるエリアとなり、このエリア内で指定ポイントが示されます。
よって、この範囲を変えることで移動距離が長くも短くもなります。
範囲の変え方は二本指でタッチして広げたり狭めたり(ピンチ操作)で行いますが、大きさが変わるのは円ではなく地図の縮尺の方です。
範囲指定が済んだら次はどの種類の目的地にするか種類を選びます。
このように大分類としてAnomalies(異常)とBlind Spots(死角、盲点)があります。
Anomaliesの中にAttractor(引き付ける物)とPower(力)とVoid(空虚)があり、 Blind Spots にはQuantum(飛躍的な)とPseudo(疑似)があります。
これらのうち1つを選んでGenerateボタンを押すと目的地が示されます。
この場所でよければ「Start Journey」ボタンを押します。
するとiPhoneの場合は標準地図かGoogleマップのどちらを開くかたずねてくるので使いやすい方を選びましょう。
私は普段Googleマップをつかっているので、それを選ぶとGoogleマップアプリが開きます。
※Googleマップアプリをインストールしていないと使えません
実際に使ってみて
では実際に使ってみてどうだったかを紹介いたします。
Googleマップに目的地が示されているので、ルート案内させることもできたのですがそれではつまらないため自由に目的地方面へすすみました。
分かれ道でどちらに進んでもよかったのですが、通ったことの無い直進の遊歩道をすすむことにしました。
しばらく進むと団地内を通る道が現れたのですが、アプリの説明にもありますが「私有地に入らない事」という教えの通りここは右折することにしました。
すると門の上にススキが生えた珍しい作りの家を発見しました。
そしてゴール地点には近場でも知ることのなかった公園がありました。
項目を変えて新たなポイントを表示させて向かってみたところ、小さな畑につながる農道にたどり着きました。
通り抜けできそうでしたが、私道である可能性があるのでここも迂回しました。
さてそうして進んでいくと石材店が連なる場所が現れました。
理由はその先に横浜市が管理する広大な公園墓地があるためです。
そして目的ポイントは墓地内にありました。
さて、次のポイントは来た道を戻るのが最短ルートでした。
ただ同じ道を戻っても面白くもないため、あえて逆方向の出口に出てそこから向かうことにしました。
ただ予想外に起伏の激しい場所のため、行き止まりに当たると最悪です。
せっかく急斜面を上って来たのに戻らなければなりません。
結局たどり着いた場所は線路沿いの何の変哲もない場所でした。
使ってみてどうだったか
まず選択肢の全てを行ってみましたが、それぞれで違いを感じませんでしたし何の基準で選ばれているかも不明です。
アプリ開発国では何か根拠のあるのデータに基づいて表示されるのかもしれませんが、それがそのまま日本で有効なのかもあやしいところです。
今回もそうでしたが、口コミを見ると霊園や川などに案内されることが多いようです(オカルト要素があるため人気が出たようです)。
実際に使ってみると目的地がどうのと言うよりは、そこへたどり着くまでの道をいかに面白くなりそうなルートを選んで進むかという自分自身の直感が大切になります。
また、行程をただ進むだけでなく、そこで何を発見できるかどうかの感性も大事な要素です。
実際にやってみると身近でも見逃していたものが多くあることに気づかされましたので、今後の走行では見る目が変わるきっかけになったとは思います。
ところで検索をかけると項目ごとに所持ポイントが減って行きます。
画面上のポイントが0になると課金にてポイントを購入しなくてはならなくなるようです。
終了後には「Create Report」で記録することもできます。
指示されたポイントの地図とともに自ら書き込むメモを残せるようです。
単なる散歩やポタリングに飽きたら使ってみても良いアプリかもしれませんね。
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