フジロードをまわるのはこれで2度目なので各ポイントの状況もわかってきました。
そこで今回は各ポイントが立ち寄るべき場所なのかどうかや、日当たりによっての開花の早さなどを紹介していきたいと思います。(A:良い B:普通 C:悪い 早:早めに咲く 遅:遅めに咲く)
今年ももう一週間くらいは見頃ですから、これから出かけても良いと思いますよ。
ちなみにフジロードの場所等については、藤沢市の藤ガイドが見やすいですから説明もそれに沿って行いたいと思います。
引地川・フジ史跡ロード
①湘南台公園(B)
湘南台公園は大きな公園で駅側から入って右手に藤棚があります。
生育状態が良くないためか、花の付き具合はいま一つです。
②円行公園(C 遅)
公園奥の竹林前に藤棚があるのですが、咲きそうな気配がありません。
日陰なので咲く時期が遅いのかもしれませんが、花の数は期待できないでしょう。
③桐谷公園(B)
藤棚は小さいですが2つあり、花もしっかり咲いています。
④なかむら公園(B)
公園奥に曲線の藤棚が長く続いています。
満開のタイミングに出会えればA評価としてもよいかもしれません。
⑤二番構公園(B 早)
L字の藤棚はそこそこの長さがあり、A評価としてもよいかも。
満開時期が他の場所より少し早いので注意が必要です。
⑥引地川親水公園(A)
ここは引地川を挟んで両側に藤棚があり、左岸は100m超える長い棚があって棚の下を歩いていくことができます。
⑦大庭城址公園(A 早)
この公園は小山の上にあり、棚は長いものが離れた場所に2つあります。
花の数が多く、片側の棚には白系の花も咲いています(フジロードでおすすめの場所)。
⑧舟地蔵公園(C 早)
公園中央にある藤棚は生育が悪くあまり咲いていませんが、奥の道沿いのフェンスにある藤はいくらか咲いています(自然な感じがよいかも)。
⑨引地川緑地(B 早)
川沿いを進んでいくと緑地の一部として不意に現れるため見逃しそうです。
少し先にも似たような棚がもう一つあります(そちらはちょっと元気がない)。
⑩引地川親水広場(C)
地面が乾ききっていて元気がありませんし、ほとんど咲きません(今回1房咲いていたのが奇跡)。
⑪長久保公園(B 早)
大きな公園の広場の奥にあります。
そのため正門よりも東口から入った方が近いでしょう(ただ正門から入った方が場所が分かりやすい)。
⑫八部公園(C 早)
SL展示の右奥にある模型のSL軌道にある藤ですが、枝ぶりは良いのですがあまり咲きません。
境川・フジ水辺ロード
①白旗神社(A 白い花:早)
フジロードを代表する藤スポットの1つです。
白い鳥居を抜けて右手の駐車場奥に紫藤があり、左手の社務所前に白藤があります。
白藤が少し早く満開になるので、なかなか両方のピークを見るのが難しいですね。
②御殿辺公園(C)
白旗神社のすぐ横の公園です。
藤が弱っていてほとんど咲きませんが、近くなのでチェックしてみてもよいでしょう。
③市民病院前(C)
さらに御殿辺公園の隣にあるのが、ここです。
川の柵にからんだまま放置されているような状態で花の数もわずかです。
④遊行寺(B)
遊行寺という大きな寺の茶屋の隣に藤棚があります。
⑤藤沢市役所(B 早)
市役所の奥側の芝生エリアに藤棚が2列あります(3か所あるらしいですが1つ気づきませんでした)。
日当たりがよいので開花が少し早いかも。
⑥サンパール広場(B 早)
駅直結の2階広場に設置されています。
北口のさいか屋横あたりにある1段高い休憩エリアにあります。
⑦奥田公園(B 早)
公園北側の遊具の近くにあります。
あまり花数は多くなく、なぜか早めに咲きます。
⑧旧近藤邸(B 遅)
市民会館の脇にポツンと建った建屋の裏側にあるのでとても分かりにくい場所です。
八重の黒龍藤という厚みのある花が咲いています。
⑨新林公園(A 早)
ここもフジロードを代表する藤の1つです。
手前の棚と奥の棚がありますが、奥の棚の左端の藤が一番紫が濃くて匂いも強い。
番外編・まとめ
二番構公園の手前にある大庭丸山公園にも見ごたえある藤があり、穴場ですから見逃さないように。
それも近藤邸と同じ黒龍藤ではないかと思われます。
フジロードで紹介している藤でも状態が悪くあまり咲いていないところもあります。
逆に番外編で紹介したようなノーマークなのに見ごたえのある藤などもいくつかありました。
全てまわると大変ですから、ポイントをしぼってまわってみると良いかもしれませんね。
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