以前、ワークマンで購入したサイクルウォレットについては安くて便利だとお伝えしましたが、1つ不満な点があります。
それは夏場に発汗が多くなると汗が染みてしまいお札など紙類を濡らしてしまうことです。
毎回は洗えないので汗が染みていくのも嫌だニャ~
サイクルウォレットによっては防水処理などがなされている物もありますが、購入したものにはそのような機能はなくもろに染み込んでしまいます。
そこで対策を考えてみたのですが、簡単に思いつくのは防水スプレーです。
ただ防水スプレーって完全にコートしているわけではなく、表面にスプレー剤が散乱してそれが水を弾いているだけなんですよね。
だから一定期間でスプレー剤がはがれて防水効果もなくなります。
そこで布をコーティングするには何が良いか調べてみるとUVレジンが多数検索されました。
ただUVレジンって生地の上に立体物を作ったりするものでコーティングとはちょっと意味合いが違うと思いながらも、試しに一部やってみようと100均にでかけました。
以前UVレジンは違う用途で使った事があるので迷わず見つける事ができたのですが、100均の物では量も少なくちょっと違うかなぁと感じ始めました。
そんな時にうろうろして見つけたのがこれです。
布対応しているので、こいつを薄く塗ってあげればコーティング替わりになりそうですし、柔軟性もあり簡単には剥がれないのではと判断しました。
まずは手直にあったボロ切れで試してみたところ、なかなか良い感じです。
次にサイクルウォレットの目立たないところに一部塗ってみたところ、まずまずの感じです。
これならばと一気に片面塗ってみたところ、
厚みが一定にならずムラだらけです(実際には写真ほど白く光っていないのでもう少しマシ)。
問題は接着剤の粘性が高すぎて均一に塗れない事なので、パーツクリーナーで薄めてみましたがほとんど溶けませんでした。
そこで接着剤の成分を見てみると溶媒にアセトンが使われていることがわかりました。
アセトン、アセトンと探してみると身近な物でエナメルリムーバーに含まれている事がわかりました。
またもや100均に行ってエナメルリムーバーを購入してきました。
ただ気をつけなくてはならないのは最近は肌荒れ防止のためか、ノンアセトンタイプが増えています。
最初に行ったダイソーは全滅で、セリアにはアセトンタイプが残っていました。
さっそく容器に接着剤とエナメルリムーバーを入れて溶いてみたのですが、どうしても完全には溶けきらず固形分が残ります。
いくらか溶けたであろう液体部分だけを数回塗って、乾かした後で水を1滴垂らしてみました。
成功です。見事に水を弾いて染み込みを防いでくれています。
ちなみに厚塗りしてしまった側は頑張って表面を剥がしたところ、同様の効果がありました。
おすすめできるほどスマートな出来ではありませんが、目的を達成することができ満足です。
追伸)先日炎天下のライドで使ってみましたが、ウエアはびっしょりでもウォレットには染み込みませんでした。
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