今回は数年前から気になっていた葉山芸術祭へ出かけてみました。
今年は例年以上に規模が大きくなって参加者も多くなっているとのことです。
今回は駐輪などの機動性を考えてクロスバイクにて下記ルートで行ってきました。
https://www.strava.com/activities/11385232283
https://ridewithgps.com/trips/176415218
手作り家具にオリジナルジュエリー
今回に限らず葉山芸術祭は参加者(企業)が多いため、どこに立ち寄って良いか迷って行かずじまいとなっていました。
今年は行ける日が限定されていたため、その日で調べてみるとオープンしている会場は限られていました。
芸術祭の期間すべての会場が開いているわけではないので、公開されているカレンダー(予定表一覧)で確認してみると自然と絞り込めます。
さて、今日は気楽にポタリングしながら回ってくるつもりでしたが、ルート的に朝比奈の峠を越えなくてはならなくすっかり目が覚めました。
ポタリングだからとちょと遊んで路地裏などを進んでみました。
するとまさかの対向車が・・・なんてついてないんだ!
逗子駅が近づくと自転車軍団にはばまれ進まなくなったのですが、自動車が動き出しに合わせて追走してまとめてパスさせてもらいました。
住宅街の奥にある一戸建てが最初の会場です。
こちらでは手作りの家具とくらしの道具を展示販売していました。
この住宅に合った展示ですが工房などが見当たらないと思ったら、工房は横須賀市にありこちらの知人住居で芸術祭期間のみ展示をしているとのことでした。
ちなみにその日オープンしている会場には下記のようなフラッグが掲示されています。
さて、次の会場は街道沿いのこのあたりのはずですが見当たりません。
ふと奥をみるとひっそりと看板が出ていました。
さらに会場は細い路地の奥で、本当にここ入って行っていいのか悩みました。
勇気を出し入ってみるとここではオリジナルジュエリーの販売を予約者限定で行っているとの事でした(芸術祭期間中は予約不要)。
そのため入口が分かりにくくても構わないのですね。
こちらでは天然石などを使って希望のジュエリーに仕上げているそうです。
ジュエリーについはあまり知見がないためいろいろと教わっている中で、ふと見かけた真珠のネックレスが気になり質問してみました。
「真珠の粒の色にムラがあるのはなぜですか?」と聞いてみたところ、これが本来の真珠の色とのことでした。
市販品のほとんどは真珠の上から薄く着色して色を揃えているそうなんです。
まったく知らなかったので驚きましたが、天然物なのでそうなんだろうとすごく納得できました。
ギャラリーと看板
次の会場は住宅地の奥にあってちょっと迷いました。
アパートの1室がギャラリーとして、作品の展示や販売をしています。
この日は絵画の展示・販売を行っていました。
次の会場へはちょっと遊んで砂浜ぞいを通ってみました。
すると富士山が見えて、ここ森戸海岸もいい場所ですね。
海岸の先にある森戸神社の入口にブルース・オズボーンさんの作品が展示されていました。
今回の芸術祭の顔となるような作品ですね。
次の会場までは距離があるので海岸線を飛ばしていきました。
旅館のような入口ですが、こちらはショップとギャラリーが併設された場所となります。
ギャラリーではアート品の展示はもとより、アクセサリーの販売も行っています。
また、野外スペースではカフェが併設されてゆっくりしていくことも可能です。
そこから住宅街をぬけてメイン会場へ向かったのですが、あまりに静かで終わってしまったのかと思っていました。
ところが会場に着くと大変なにぎわいで多くのショップと多数のお客さんが集まっていました。
するとここで葉山町100周年PR大使でもあるMyusy(ミューシー)に出会えました。
アオウミウシのミューシーは海を愛する人達のマスコットキャラクターとの事です。
自作できるカヌーに猫写真
次の会場はとあるビルの1階にありました。
小規模な食品工場との事で、私も着替えをしてハチミツの瓶詰め体験をさせていただきました。
こちらでは香辛料やオイルなどのオリジナル品を作ったりしているそうです。
ただし普段は小売り販売はしていないそうなので買いに行かないように!
続いては葉山御用邸近くにある好日葉山工房さんです。
こちらは見ての通りカヌーの販売を行っているのですが、何と自分で作成することが前提の販売形式をとっています。
もちろん部材の用意や工具の貸し出し技術指導をしてくれるとの事ですが、自分でカヌーを作らせてくれる工房なんて日本ではほとんどありません。
費用も何と30万円くらいで出来るとの事なので、エントリーロードバイク買うくらいで自作カヌーが手に入ります(ただし製作で30日くらい通わなければなりません)。
長者ヶ崎海岸までやってくるとものすごい向かい風でまったく進まなくなりました。
あまりの風なのでここで帰ろうかと考えましたが、最後にたどり着きたい会場があり頑張りました。
まずはこの超激坂の上のある会場へ向かいました。
あまりに激坂すぎて走って上るなんて考えられず最初から歩きました。
そしてたどり着いたのがPataPriさんです。
こちらではモロッコの雑貨販売や生地へのスクリーンプリントのワークショップを実施している場所となります。
そこからしばらく走って最後にたどり着いたのが、koyabiyori/Fさんです。
こちらでは普段車庫にしている場所に趣味の品々を展示されていました。
しかしながらメインはこちらの歴代の野良猫たちでしょう。
毎日遊びに来る猫たちの写真が展示されていました。
もちろん現役のニャン達も数匹うろうろしていましたよ。
猫好きとしてはここに寄らないわけには行きませんから、向かい風の中でも頑張ってたどり着きました。
おかげでいろいろと猫の話をうかがうことができ楽しい時間でした。
葉山芸術祭は会場ごとに特色があって、いろいろと話を聞けて面白いものでした。
来年は今年訪れることができなかった会場に行ってみたいと思います。
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