3Tホイール(ディープ50mm)インプレッション

ディープホイール装着 自転車用品
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3T50mmカーボンホイールを購入して、振れ取り・組みつけも終わり、ようやく試走できるようになりました。
ディープホイール装着

そこで試走してのインプレッションをお伝えしたいと思います。比較対象はそれまで使っていたナローリム(23C対応)の旧型ZONDAとなります。

ZONDA総重量:1550g
3T総重量   :1610g

試走

まずは走り始めのフィーリングです。

特に違いは感じられません。若干フィーリングに違いはありますが、表現できるほどの差はありません。

次に加速時のフィーリングです。

ZONDAが金属的な角のあるダイレクト感なのに対して、3Tはカーボンらしい丸みのある感じです。

とはいえ3Tの反応が悪いかと言えばそんな事はなく、むしろ速度上昇させる際に回転の軽さを感じました。

それ以外の違いです。

32km/hくらいから少し速度維持が楽になったような感じを受けます。ただ速度を上げて行ってもZONDAのような速度が伸びる感がありません。

おそらくそれはZONDAのリムが重いために、ある程度の速度に乗ると慣性が働いて伸びていくように感じるのだと思います。

その点、3Tは総重量はZONDAより重いがリムが軽いため加速性で優位です。

また、32~43km/hの間では速度維持が楽な状態が続きます(今回は43km/h以上は試していません)。

次に上りのフィーリングです。

3Tが総重量で劣っているために期待していなかったのですが、思っていたよりもずっとよく回ります。

今回試した7%くらいの勾配であれば、ZONDAよりも微妙に進むように感じます。おそらくリムの軽さが回転に役立っているのだと思われます。

最後に下りのフィーリングです。

下りではペダリング無しの慣性だけで40km/hオーバーとなりました。

傾斜もそれほどきつくはないのですが速度が伸びます。

また、傾斜が-1%程度のわずかな傾斜地では楽に40km/hをキープできました。

ブレーキの効きについてです。

付属のブレーキシューを使ってのフィーリングは、まあ問題なく止まる程度のものです。

金属リムのようにガツンと効かせることはできませんが、他のカーボンホイールと同程度に効きます。

まとめ

ディープリムホイールは見た目のインパクトから高次元の走りを予感させますが、日常使用においては微々たる差しかありません。

もちろんホイールの種類やシチュエーションによってはもっと優位性がある場合もあるでしょうが、逆に不利になる場合も考えられます。

今回、43km/h以上を試していませんし、いろいろなシチュエーションでの使用もしていないため最終結論とは言えませんが、ディープリムホイールに替えての効果は小さいと感じます。

売れているカーボンホイール

分かりやすいく表現すれば、鉄下駄ホイールからZONDAに替えての変化を10とすれば、ZONDAからカーボンディープリムホイールへの差は1くらいでした。差は3くらいです(改めて高速走行してみた結果訂正。高速走行しないのであれば1です)。

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