南房総・三浦半島サイクルスタンプラリーで電子スタンプが取得できず断念

自転車紀行
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本日スタンプラリーに参加してみたのですが、思わぬ事態が起きて中断することとなりました。

おそらく誰にでも起きうることなので、参加される方は事前に知ったうえで準備のうえ参加下さい。

問題発生

雨に降られながらも最初のチェックポイントであるカフェレストラン コルセールがあるヴェルニー公園まで到着しました。

ヴェルニー公園にて雨

ここでは入口左側にスタンプラリーの案内が貼られています。
※台の上にあるのは別なラリーです。

ここで大事なのは赤丸を付けた張り紙です。

南房総・三浦半島サイクルスタンプラリーのコード

ざっと説明文を見たところ、QRコードまたはNFCでの読み取りに対応している事が分かったため、QRコードで行うことにしました。

QRコードを読み込ますとスタンプラリーのページに飛んで、位置情報の取得を求められてOKすればスタンプがもらえます。

南房総・三浦半島サイクルスタンプラリー画面
これは2か所目のスタンプ

次に2か所目の三笠公園にて同じようにQRコードを取得したところ、下記のような警告が出てエラーとなりました。

南房総・三浦半島サイクルスタンプラリーのエラー画面

もちろんスタンプは取得できていないため、何度も繰り返しましたが同様の結果でした。

そこで仕方ないのでNFCにての読み取りに切り替えることにしました。

ただしNFCはApplePayで使っている以外では利用したことがないため、NFCリーダーなるアプリが必要になりました。

そこでNFCリーダーアプリを入れてみたのですが読み取れず、3つ目のアプリにてやっと読み込めました。

ちなみにカードリーダーでは全く反応せず、NFCタグでは反応するが認証画面が現れず、NFCアプリにてやっと表示し読み取りもできました。

しかしながら2か所目にてNFCアプリを使いだしたため、当然その画面には1か所目のスタンプがありません。

仕方なく1か所目に戻ってNFC読み取りを行おうとしたところ、何と!NFC読み取りができません。

何度やってもできないため、念のためもう一度QRコードでの取得を試みたところRQコードでもスタンプが取得できなくなりました(最初に寄った時は何度でも表示されたのに)。

これらを寒い中でずっと行っていたため身体が凍えてきて、スマホ操作も怪しくなり本日は断念しました。

まとめ

このスタンプラリーを行うに当たっての注意点と回避方法を推測も含めてまとめてみました(内容はiPhone8の場合)。

<QRコードの場合>

●エラーして読み取れない場合は次の内容を順に行えば読み取れるはずです。

①コントロールセンターにあるQRコード読み込みではスタンプが貯められません。iPhone標準カメラでQRコードを読み込ませてください。

②QRコードの場合、位置情報に基づいてスタンプが認証されます。屋根のある場所でQRコードを読み込ませようとした場合、位置情報がその前に操作した場所のままであるためにエラーとなる事があります。QRコードの手前の屋外で一度スマホを操作してください(できれば地図アプリで現在地がきちんと認識されているか確認)。そうすれば一回ですんなりスタンプ認証されます。

●上記の方法でエラーする場合は、スマホの設定が影響している可能性が高くなります。独自にカスタマイズしている人は特に可能性があるので、下記を参考にそれぞれのスマホごとの対応を行ってください(下記はiPhoneのケースとなります)。

③設定アプリを立ち上げ「safari」を選択。その中にポップアップブロックをONとしている人はOFFに変更することを推奨(未確認ですが念のため)

④同様にコンテンツブロッカーを利用している人は、OFF設定に(これは必須)。

スタンプラリーでエラー時のsafari設定

⑤さらにその下の方にある「すべてのCookieをブロック」をOFF(おそらく必須)。

スタンプラリーでエラー時のsafari設定

●それでもダメな人はすでに誤ったデータが保存されてしまっている可能性が高いので、Cookie等を下記のように削除してください。※ただし、Cookieを途中で削除するとそれまでのスタンプが消えてしまうので注意(Cookieにデータが保存されるため)

⑥同じページの下の方にある「履歴とWebサイトデータの削除」をクリックして実施。

スタンプラリーでエラー時のsafari設定

念のためそのページの一番下にある「詳細」をクリックし、「Webサイトデータ」をクリックし、出てきた一覧の一番下にある「全Webサイトデータを削除」をクリックして実施(念のため)

スタンプラリーでエラー時のsafari設定

ここまでやればQRコードでのエラーは解消されるかと思います(ラリーが終わったら必要に応じて設定は戻してください)。

<NFCの場合>

●読み込みできるNFCリーダーが限られています。

→事前に複数インストールして参加すると良いでしょう。

実際にiPhoneで複数のNFCリーダーを使ってみましたが、そのほとんどが表示したい画面のWeb情報を得るだけで、その画面にたどり着けませんでした(NFCリーダーとはそういうものらしい)。

唯一読み込んだデータをクリックできる「NFC for iPhone」のみが、スタンプラリー画面に接続できました。

NFCアプリ

ただし、下記注意点の関係でNFCアプリについては最終確認していません。

<共通の注意点>

●標準のWEBブラウザがプライベートモードだとスタンプは貯まりません。

●QRコード、NFCともにブラウザ(Safariなど)のCookieにスタンプ記録が保存されます。併用しても合算できませんのでどちらかを利用しましょう。※下手をするとデータがバッティングしてエラーするような気がします。

売れているカーボンホイール

●新たなスタンプを取得するたびに、古いスタンプが消えてしまう現象が確認されています。今のところ対処方法が不明です。

再チャレンジしてみて、内容を大幅に刷新しました。

コメント

  1. うえ。 より:

    お疲れさまです!事前に検証してもらえるとあとに続く者→(^^)が助かります。時計回りを選択したんですね。それにしてもなんだろう?プログラムそのものの完成度が低いのかスマホ側に問題があるのか、まさかコロナか!?、、、折角の企画なのにこれでは肝心のサイクリングが楽しめませんね。

    • CycleTV より:

      うえ さん こんにちは!
      QRコードに限ってはコントロールセンターからのQRリーダー使ってしまっていたのでそれが原因です(現場では詳細な注意書きに気づけず)。ただNFCの方が何故だめだったのか分かりません。可能性があることはいくつかあるのですが、検証できていないので何とも言えません。次に行った時に試して見ようかと思っています。
      コロナってボケに座布団3枚差し上げます!

  2. ピーマン より:

    こんにちは。いつも為になる記事ありがとうございます。
    私も同じ状態になり困っていろいろやってみたのですが

    スマホ自体を再起動後→スタンプOK
    上からスワイプのやつでGPSを一旦切ってまた入れた後→スタンプOK

    みたいなかんじで私はできました。
    NFCは特にアプリ等は入れた覚えはないのですが、普通に使えました。が
    結局URL読み取ってるだけっぽいので上記の事をしないと
    「もう一度スタンプ~」になりました

    ポチポチしなくてもすんなりスタンプ押せた所もあったり、なんなんでしょうね・・・

    • オルトレ より:

      同じ症状にかなり苦しませれました(>o<")
      念のために、QRコードで取得して、その後にNFSでも取得。
      全箇所同じ順番でやりましたが、ポイント消えてしまいました。

      これだけ不具合が多発して、不具合を解消する説明がA41枚びっしり記載されていて、挙げ句セキュリティソフトを切らないと参加出来ないよーなスタンプラリーって、一体なんでしょうか!?
      酷すぎると思います。

      • CycleTV より:

        オルトレさんへ
        ここまで設定条件に左右される仕組みも珍しいですね。事前テストが不足しているのでしょうね。
        注意書きもラリーを開始しないと見れないため、事前に読める場所に提示して欲しいですね。

  3. ピーマン より:

    ちなみに、スタンプ以前の「位置情報を提供しますか?」で固まる(選択できない)状態
    になる方は、以前にそのHPで「提供しない」を選んじゃってるので、クロームの位置情報設定でNG解除すれば選択できるようになります。

    私はこれで悩みに悩んで初っ端のコルセール前で1時間無駄にしました。(笑)

    • CycleTV より:

      ピーマンさん情報ありがとうございます。
      私も本日リトライして、無事完走できました。その際にいろいろと分かった事があったので現在追記しています。
      せっかくのライドなので困った人が少しでも減るように、書き込みいただくと助かります。

  4. 文珠川慧久 より:

     いつも楽しく拝見させていただいおります。以前三浦半島のモニュメント巡りのスタンプラリーをしたことがあります。スマホで最初にスタンプラリーのページを出したときにクッキーを受け入れておけば、あとはモニュメントの近傍で、スタンプラリーのページにGPS信号を確認させればスタンプが現れるという格好でした。そのときに携帯したSIMがY!mobileでしたので圏外になったり圏外ギリギリでしたがなんとかスタンプ全部ゲットできました。要するに、あくまでもサイクリングの方に完全に軸足があって情報技術スキルについては求めないというスタイルだったと言えるんだと思います。
     ところがCycleTVさんがレポートされている今回のスタンプラリーは、自転車で走ることだけでは足りなくて、かなり情報技術のスキルを求めているというか、自転車と情報技術を両方持って行かないとクリアーできないという楽しみ方(ハードル)を提供してくれている新しい型のスタンプラリーではないかという見方ができないこともないのではと思いました。面白いですね。

    • CycleTV より:

      文珠川慧久さんたびたびブログに訪れていただいありがとうございます。
      私もマイルストーンのスタンプラリーに参加したことがあります。たしかにあれもGPSを使った物でしたが、もっとわかりやすい仕組みでしたね。今回はなかなかユーザー側で状況を把握するのが難しかったです。でもいろいろ知る機会になって、それはそれで面白かったのですけどね。iPhoneの設定をカスタマイズしているため、それが仇となったような感じでした(標準のままの人はあまりエラーしていないようです)。