ホイールの重量バランス取り(完結編)

少し前の記事にて、ホイールの重量バランスをテスト的に実施しましたが、今回は完結編として前後とも完全バランスを取りました

バランスの取り方についても、前回とは異なる方法を採用しました。
鉛シート重量

新たな方法

前の記事の方法では、いくつか問題点がありました。

1、皿ネジを使用しましたが、そのまま利用することができず削ったりの加工が面倒だった
2、皿ネジを使うために、万が一ネジがリム内に落下した場合にホイールを痛める危険があった

これらを受けて他の方法を検討してみることにしました。

リム穴内への重りの設置をあきらめて、リムのチューブ側(リムテープ位置)に重りを貼る事を検討しました。

まず、安く手に入る100円ショップのマグネットテープを検討してみました。
マグネットテープ
しかしながら比重が軽すぎて、私のホイールのずれを解消するためには分厚くなりすぎるため却下しました(リム幅の狭いホイールならマグネットテープでも可能かもしれません)。

そこで比重の重いテープを探して、ホームセンターを訪れました。

いろいろ探してみて、唯一使えそうなのがこの防音用の鉛シートでした。
鉛シート

実際に計ってみたところ、500㎠で243gだったため、1gあたり2㎠強となりますので使えそうです。
鉛シート重量

加工方法

設置場所の左右のリム穴に掛からない長さで、リム幅の段差に掛からない幅で鉛シートを貼りつける必要があります。
ホイールチューブ面
特にリム幅の段差上はタイヤのビートが掛かる部分なので、干渉しないようにしなくてはなりません。

フロントホイール用に2枚のシートを作ってみましたが、11gの差を解消するにはまだ足りませんでした。
2枚の鉛シート

そこで間に挟み込む1枚を増やした3枚で、目的重量としました。
3枚の鉛シート

それをこのような順番で重ね合わせて貼り付けの準備をします。
鉛シート重ね方
一番上になるシートを少し大きめにして、段差などを覆うようにしました。

貼り合わせて裏側から見た状態がこのようになります。
鉛シート貼り合わせ
もともと付いていた粘着剤は弱めておきました(将来剥がす時に困らないように)。

ホイールに貼り付けた状態がこのようになります。
ホイールに鉛シート
シートの端の部分は段差を滑らかにするために、重ならないように1枚となっています。

同様にリヤホイールのバランス差を調べてみたところ9.9gとフロントよりもずれが少ないことが分かりました。
リヤホイール重量差

フロントに比べてリヤは調整量が少なくてラッキーなんて喜んでいたところ、穴位置を見て面倒な事に気がつきました。

当然の事ながらフロントに比べてリヤはスポーク数が多いため、穴の間隔が狭くなっています。

そのため貼り付けできる場所も狭くなっていて、9.9gでもギリギリのレベルです。

そこで仕方なく、長さも幅もギリギリまで大きなサイズでカットして何とか目的重量となりました。
リヤ用鉛シート

実際に貼り付けた状態ですがが、若干穴に掛かってしまいました。
ホイールに鉛シート
穴を塞いでしまっても構わないのですが、振れ取りの時に都度外さないとならないので影響ないようにしました。

効果&まとめ

実際にどの程度回り続けるのかご覧ください。尚、回り過ぎるためにわざと軽く回しています。


前回テストでバランス取りした時よりも回っています。

では、実走行での効果はどうなのかですが、発進時のスムーズ差が一番差を感じます

軽量ホイールに替えた時とは異なりますが、同じようにスッと走り出す感覚があります。

ただし、速度がのってくるとその差は感じ取りにくくなり、高速走行での速度差などはありませんでした。

どうやら低速時にその差を感じやすいようで、傾斜のきつめな坂なのでは回転が止まりにくいように感じます。

ただし、変化は小さいため、重量増となってまで行う価値があるかは微妙なところです。

しかしながら、コストも安いので試してみるのも面白いかと思いますよ。

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