ロードバイクのBB交換(ロードバイクのオーバーホール④)

BB取り付けメンテナンス
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とうとう難所の1つ、プレスフィットBBの交換を行います。

もちろん専用工具を使用すれば難易度は下がるのですが、滅多にやらない作業なので代用品にて何とかしたいと思います。

オーバーホール全体は下記を予定しています。
・スプロケット洗浄
・フォークの脱着清掃
・フレーム&ホイールのコーティング
・BB交換
・シフト&ブレーキワイヤー交換、ハンドル変更

BB取り外し

まずは作業に必要な代用品を購入してきました。
BB脱着部品

左からケミカルボルトパイプハンガー用ソケット丸座金(40mm)角ソケットで、それぞれ100円前後です。

次にこれら購入品を加工して作業を行えるようにします。

そのためBBの寸法を計測する必要があるのですが、新しく取り付けるBBの方を計測することにします。

購入品はBB-R9100のデュラBBです。
BB-R9100

せっかくなのでちょっとアップグレードしてみました。

BBの外側内寸ですが、2.35cmでした。
BB内径

内側内寸は3.09cmです。
BB内側内径

寸法を測ったのは外から通して中に引っかけるパーツを作るためです

寸法をもとに購入したソケット(外形3cmφ)の両端を2.35cm以下に削るラインをつけました。
ソケット加工

そのライン以下の幅になるように、サンダーにて削りだしました。
ソケット加工

加工したソケットを横にしてBB内に通します。
BB取り外し

狭い部分を通過したら縦に向きを変えて、中央にケミカルボルトを通します。
BB取り外し

反対側からもナットで挟みこんで、ソケットを固定します。
BB取り外し

ボルトの長い側には角ソケットを差し込んでハンマーにて叩ける状態にします。
BB取り外し

次にBBをたたき出す側に空間が必要なため、テープの芯にBBを押し当てて叩きます。
BB取り外し

この時フレームに傷がつかないようにテープ上にタオルをあてます。

作業前のBB位置です。
BB取り外し

当然のことながらフレームにぴったりと圧入されています。

圧入が外れ易くするために、BBの隙間(矢印の部分)に潤滑性の強いスプレーを噴霧しておきます。
BB取り外し

できれば1日前にSUPER556ラスペネなどを使用すると良いでしょう。

何回か叩いたところで確認したところBBが若干フレームから離れて隙間ができました。
BB取り外し

固着具合にもよるでしょうが、結構な強さで叩き出さないと出てきません。

ところがここでハンガー用ソケットが強度不足で破損してしまいました。
BB取り外し部品

替わりに30mm丸座金を買いに行き加工しました。

当初から30mm丸座金を利用することも考えたのですが、サイドカットだけでなく穴も広げないとならないため第2候補としていました。

BBが抜けかかった事で内側にも隙間ができたので、そこからもSUPER556を噴霧しました。

第2加工品を使用して無事BBを抜くことができました。
BB取り外し

BB取り付け

BBを取り去ったあとは清掃して、耐久性のあるグリスを塗ってから新しいBBを取り付けします。
BB取り付け

両側のBBには方向指定は無いようなのですが、中間のスリーブには何故か方向指定があります。
プレスフィットBB左右

当初40mmの丸座金で圧入しようかとしていたのですが、BBの端の部分まで大きさが足りません。
BB取り付け

端の部分が変形しても嫌だったので、別な角材を購入してきました。
角材

以前だとホームセンターでも手に入ったのですが、無いため建築関係の部品を扱っている店にて調達しました(1個60円くらいでした)。

この角材を使用して圧入を行おうとしたのですが、当初想定していない厚みがあったためボルト長がギリギリとなってしまいました。
BB取り付け

おかげで角材を両側に使用することができず、手持ちの部品で何とかしのぎました。
BB取り付け

ちなみにボルトはBB幅に対して+3cmを用意したのですが、+5cmくらいのものを用意しておくと作業がこんな苦労はしません

作業を振り返ってみて、途中2度の部品買い足しをしたので時間がかかりました。

また、BBの取り外し工具は部品の加工が必要な事と安定性の悪さから専用工具を購入した方が無難だと思います。

専用工具と言っても社外品であれば2000円前後で購入できます。

圧入に関しては徐々に左右を確認して曲がったり、無理がかかっていないか注意して行えば市販部品でもそれほど難しい作業ではありません。

いや~未経験のBB交換が無事に終了して良かったよかった!

プレスフィットBBを取り外すための工具です。シマノ純正から社外品までいろいろ

そうそう、せっかくなので取り外したBBを開けてみました。
プレスフィットBB内部

キャップをこじ開けると、金属リングがあってその奥にベアリングがいるのが分かります。

ただ、ここから先はなかなか分解できないため、やはり分解整備はできない作りとなっているようです。

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