こんなポタリングってどう?

上の階段 自転車用品
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ポタリングって自由に走れば良いんだけど、何の目的も無く走っているとつい知っている道ばかり使っていた事ってありません?考えないで楽だからそうなってしまうんですけど、やっぱりそれではちょっと面白みに欠ける
そこで何か1つ目的を持たせてみると結構楽しめたりするんですよ。今回がちょうどそんな感じでした。

目的って

今回は初めからポタリングを考えていたわけではないのだけれど、当日の朝が雨っぽいため近場でどこかないかと行先を考えました。
久々に湘南平にでも登ってみようかと決めたのですが、それだけだと往復で3時間もあれば済んでしまいますし、負荷もたいしてありません。かと言って次の場所に足を延ばすと時間がかかりすぎるため、その近隣で探してみました。
以前の記事大磯を回った際に、湘南平の駅側にハイキングコースの入口があり、かつそこまでのルートが結構面白かった事を思い出しました。ならば湘南平のある高麗山(こまやま)の駅側の道を周ってみようとなりました。
一応、走行目的としては「ハイキングコースの入口を全て周ってみる」ですが、実際にハイキングコースを歩くわけでは無いので、入口が無さそうな所でも行って見ることにします(行って見ないと有無はわからないですから)。

結構細かい道も多いので、舗装路かどうかの判断も難しいところがあります。安全な道だけを選んでいると面白みに欠けるので、とりあえず行けそうな道はルートに組み込みました。
結果として今回通った道は下記の通りです(ロードバイク1号機にて)。
https://www.strava.com/activities/1659236388

湘南平アタック

当日の朝は小雨、昼近くまで降り続けそうだっためにのんびりしていました。結果、出発は12時過ぎ。まぁ今回は近場だからとこの時点では余裕だと思っていました。

いつものように海岸の134号線を流します。この後の湘南平アタックを考えて脚力温存したいところだったのですが、ついつい38km/hオーバーとなっていました。
134号線

飛ばし気味であってもできるだけ省エネ走行で、金目川まで到着しました。さすがにここからはアタックにむけて体調を整えた走りに切り替えます。
金目川

湘南平の登り口に到着です。メジャーな場所なだけに看板前にグループがいますし、私が準備中にも二人ほど先に登っていきました。サイコンのラップを0にして、ビデオ撮影準備が済んだら休憩なくスタートします。
湘南平入口

では、走行の様子をどうぞ!

タイムは7分24秒。ギア1枚残しでパンダ人形まで行けたので、これはベストタイムかと思いましたが割と平凡なタイムでした。

頂上を簡単に紹介しておくと、テレビ塔レストハウスがあります。
テレビ塔
レストハウス

レストハウスにはレストラン売店があり、屋上は3段階の展望エリアとなっています。
展望エリア

湘南海岸方面
湘南方面の眺望

丹沢方面と360度、見渡すことができます。
丹沢方面の眺望

ハイキングコース入口探し①

さてここからがポタリングの始まりです。まずは湘南平入口看板の横から裏道に入ります。
裏道入口

いきなり先ほどのタイムアタックなみの斜度です(短いですけど)。
急坂

最初の入口発見。誰かここに停めてハイキングしているようです。
Cコース入口

ちなみにここは、ハイキングコースガイドのCコースのようです。
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/common/100057239.pdf

外周路に出て、少し行ったところに何やらそれらしい道があります。
新たな道

当然、行って見ます
新たな道の途中

ちょっとした畑が出てきて、道は森の中に続いています。ただし舗装路はここまで。
新たな道行き止まり
特に案内板等はありませんが、位置関係からさきほどのCコースの一部ではと思われます。

外周路に戻り、少し先に磯野池の入口があります。
磯野池入口

見ての通り濡れた砂利道です。ただ、池に惹かれて歩いて行ってみました。
荒れた道

自動車でも通るのがやっとのような荒れた路面ですが、複数の車が何故か停まっています。
池の前の車

ヘラブナ釣りに来ている人の車でした。
磯野池の釣り
こんなところに釣り場があるなんて、ちょっとした発見です。こういうのがポタリングの面白さですね。

ハイキングコース入口探し②

外周路に戻って更に先に進むと住宅が現れますので、左折します。
左折場所

住宅街をどんどん上っていくと、
住宅街上る

道は徐々にせまくなり、どこへたどり着くのだろうと思いながらも進みます。
道は狭くなり

最後はしごが見えて行き止まり。水道局か何かの施設との事でした。
階段

何も見つけられず残念な気持ちで、少し下ったところで公園発見!
公園入口
危なく見逃すところでした。

赤坂第2公園です。
赤坂第二公園

公園上に林に通じる道がありますが、特に案内板はありませんでした。
上の階段
ここがDコースだと思いますが、コースが封鎖されているため案内も無くなったのでしょう。

下まで戻り住宅街の細い道を進んで行きます。
住宅街の細い道

少々荒れた道を進んで行くと
少々荒れた道

関東ふれあいの道の看板が現れます。
関東ふれあいの道
おそらくここがGコース入口です。ちなみに小さな階段の方です。舗装路は行き止まり。

ハイキングコース入口探し③

少し下って隣の住宅街を上って行きます。
隣の住宅街

残念ながらここは行き止まりなだけでした。
行き止まり

ただ猫が迎えてくれました。
猫
ちょっとブサですね。

近くにもう一つ分かれ道があったので、そちらを進みます。
手の入った道
あきらかに人の手が入って植栽された道が続きます。

行き止まりに大磯園こいずみがありました。閉鎖しているようです。
大磯園
左側には大きな池があり、とても良い雰囲気なので利用していないのが勿体ない。

右上には伏見稲荷神社がありました。
伏見稲荷神社
伏見稲荷神社

何かいわれが有りそうな洞くつでしたが説明書き等はありません。
伏見稲荷神社
ここはハイキングコースとは関係ありませんでしたが、素敵なところでした。

ハイキングコース入口探し④

さて、下りつつ次の入口を目指したのですが、ちょっと厳しい道が続きます。
坂

斜度だけでなく、路面も苔でスリッピーになっています。こういう路面の時は適度に後荷重にしないと後輪が滑るのでバランスが難しいですね。
坂
途中ですれ違った工事業者の方が私を見て驚いていました。よく上って来たという意味と、何でこんな何も無いところに来たんだという意味だと思います。

この先を抜ける予定でしたが、残念ながら未舗装路で断念しました。
未舗装路
ここはFコースに繫がるルートになります。

仕方ないので一旦大磯駅まで下って次の場所に向かいます。
大磯駅裏
ここは大磯駅の裏手の道です。地元の人しか通らないですね。

次の道は途中までは以前の記事で通った道です。
以前通った道

ところが左に曲がってからは大変。激坂が続く
激坂

つづく
激坂

つづく
激坂

天まで続く
天まで

そして現れたのは、どこに通じるでもない階段があるのみです(ちょっと悲しい)。
行き止まり階段

でも、坂の途中からちょっとしたビューポイントがあり気持ちが晴れました。
ビューポイント

左折場所まで戻り、直進してみます。
直線の方
道が荒れてますが、問題なく進めます。

こちらはハイキングコース入口となっています。
Eコース入口
ここがEコース入口となります。

ハイキングコース入口⑤

この時点で17時近くなってきたので、ペースをあげて進みます。
住宅街を上って行くと
住宅街上り

古墳を見つけてしまいました。時間が無いのでどうしようかと思いましたが寄っていきます。
古墳
草が生えまくっていて、辛うじて1本の細道が空いています。

石碑のようなものはあるが、周りは草だらけ。古墳らしきものが見当たらない。
石碑

釜口古墳は実はこの先のフェンスの中でした。
釜口古墳
※当日はもっと草が生えていましたし、石碑とは離れています。これ絶対古墳だとわからないって!

気を取り直して先に進みます。未舗装路にたどり着いて終了です。
未舗装路
この先に王城山横穴墓群があるようでしたが、時間が無いので諦めます。

下りながら隣の住宅街へ移ります。
住宅街抜け
ここは左のアスファルトの道でなく、目の前の細い砂利道通ります。

そこから少し上っていった先に高麗山第三公園がありました。
高麗山第三公園
石垣の上の道を人が歩いていたので、どこかに通じているようですがハイキングコースに紹介されていません。

隣の区画に移動し上るとホルトノキ指定史跡名勝天然記念物として保護されていました。
ホルトノキ
県内では二本しかないうちの一本で希少な古木との事です。こんなところでひっそりと。

でも気になったのは門に使われている木材から生えた芽です。
門の芽
新芽ではなく、寄生したものと思います。

そして最後に上った先にあったのは、高麗山第二公園です。
高麗山第二公園

軽いポタリングの予定でしたが、そこそこハードになってしまいました。何か1つ目的を見つけると普段行き慣れた場所でも結構楽しめますよ!
湘南平に行かれた際はぜひ周ってみてください。ただし奥まった静かな住宅街なので大人数や騒ぎなら向かうのは慎みましょう。

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