横浜の赤レンガ倉庫で行われたヨコハマサイクルスタイル2025に行ってきました。
いや~ものすごい日差しの中で4時間もいろいろと体験してきました。
イベント会場
赤レンガのあるみなとみらい地区まではいつも使う裏道で向かいました。

会場は時間とともに人であふれていましたね。

各メーカーやショップがそれぞれ工夫をこらして展示をしています。

アパレル系やサイクルグッズなどのエリアから、

自転車キャンプなどを紹介するコーナーなどさまざまです。

もちろん一番人気の試乗車も多数用意されています。

試乗車は本格的なロードバイクもありますが、ミニベロなどが多いイベントです(MTBは少なめ)。
試乗コースは赤レンガ倉庫の広場をできるだけ使ったもので、結構まともに走れるものですよ。

3周も回るとそこそこテストができます。
つぎつぎと試乗
最初に試乗したのがこちらのダホンK9Xです。

本当は20インチのミニベロを探していたのですが、ショップのお勧めでこちらを試乗。
すると16インチとは思えない安定感と加速感!
輪行用に小さくなる20インチ折り畳みを考えていたのですが、これが合っているような気がしてきました。
折り畳みミニベロにありがちなフレームやハンドル周りの剛性不足の不安感もなくとても良いバイクでした。
続いて走るミニベロと言ったらタイレルですね。

手前のFCXとFSXの両方に試乗させてもらいました。
FCXはあえて横方向にたわむようにできているため、しなりを生かして淡々と走るのに適しています。
それにたいしてFSXはたわみを無くして反応性をあげたレーシングバイクです。
どちらもミニベロ以上に走るところはさすがタイレルと言ったところです。
ただ折り畳みが多少作業が多いのと、一般的なミニベロほど小さくならないのが残念なところです。
続いてはこちらのアサヒサイクル(サイクルベースあさひではありません)さんのUNIZE Avis(アヴィス)です。

ロードバイクに試乗するつもりはなかったのですが、こちら脅威の¥79,200なんです。
コンポは2×9のLTWOO製ですが普通に変速します。
車重が12kg弱あるためか発進は少し鈍重ですが、速度に乗ると気にならなくなります。
ただこの機械式ディスクが停まらなかったですね。
予測制動距離の1.5倍くらいでやっと減速するためちょっと慣れが必要でした(ただ新しかったので当たりが出ていない可能性もあります)。
時間があったのでブリジストンのアンカーRP9にも乗ってみました。

過去に何度か乗ったことがあるのですが、劇的な進化をとげていました。
性能面はそれほど変わらなかったのですが、乗り味がすこぶる良くなっていました。
以前は無味で面白みがなかったのですが現行モデルは独特の味が感じられます。
わりと好きな乗り味なので、今後アンカーは要チェックしなくてはなりません。
なぜか紹介すのがロードバイクばかりになりますが、続いて気になったのがこちらのパナソニックのチタンバイク(FRTD05)です。

他メーカーで何度かチタンバイクに乗ったことがありますが、このバイクの乗り味は次元が違いますね。
変な硬さが一切無く気持ちよく走ってくれます。
それでいて速度の伸びも文句が無いレベルですし、さすが金属フレームに力の入っているパナソニックさんというところです。
使われているパイプはバテッドタイプで溶接部だけ太く中間部が細くなったものというだけでなく、溶接部にはラグも使われて強度が必要なところだけきちんと強化されています(こんな面倒な構造にしているところはなかなか無い)。
とても欲しくなった1台なんですが、フレームセットで62万円~ってのが厳しいですね。
ただ1cm刻みでの16種類のフレームサイズに対応するオーダー方式のため仕方ない所でしょうか。
ところで今年から試乗のたびに個人ごとのQRコードを読み込ませて行うことになりました。

それは良いのですがこれが読み込みが悪くたびたび苦労しました。
原因は表示されるQRコードが大きすぎるためと後半で気づきました(画面を横向きにして小さく表示させると簡単に読み込み)。
数々のイベント
ところで試乗以外にもイベントは行われていて、まずはこちらのMTBレッスンを体験してきました。

1本橋の練習や、重心を前後左右にずらしての走り、最後はコブのバンプ走りなどロードバイクではあまりやらない要素が多くて楽しめますよ。
そしてこちらはイベント初の一般道でのライドツアーです。

不慣れな人が多いためスタッフが一人一人コンポの使い方から説明しています。
ちなみに使用するバイクは場内試乗用のものから各自選んで借りてきています。
私はタイレルのミニベロ借りてきましたがほとんどの参加者はロードバイクでした。
ただライドツアーと言っても近所を1~2km低速で回ってくるだけなのでロードバイクである必要はありませんし、バイクの特性を感じることもできないうちに終わってしまうものでした。
担当スタッフさんももう少し長い距離にしたいと感じたとのことですが、今回は認められなかったそうです。
他にはステージでのトークショーや、

トライアルバイクによるパフォーマンスなどが行われていました。

パフォーマンスの様子を少しだけ動画でご覧ください。
画質が悪い時は720pに切り替えて鑑賞ください
ヨコハマサイクルスタイルは緩い感じのサイクルイベントですが、試乗コース(場内)の距離も伸びて気になるバイクがあれば行ってみる価値があります。
特に気になるものが無くても私のように思いがけない良いバイクを見つけることができたりもします。
MTBでのレッスンは重心移動など普段やらないが大事な要素にチャレンジできるので、一度体験しておくとバイクコントロールが上がりますよ。
他にも多数のバイクを試乗したのですが気になったものだけピックアップしてみました。
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