子供の日(5/5)に行われているサイクルドリームフェスタ2025に行ってみました。

場所は明治神宮外苑で行われています。
子供の日ということでおもしろ自転車試乗会などもやっていました。

しかしながらメインはミニベロからロードバイク、ファットバイクにE-bikeまでの大人が乗れる自転車たちの試乗会です。
そんな中でも私が注目したのは輪行移動を楽にできる自転車です。
もちろん輪行が楽であっても、ろくに走らない街乗りの車種では輪行する意味がありません。
輪行時のコンパクト性と走りのバランスが良いものを探して次々と試乗してみましたのでご覧ください。
試乗
◆まずは事前の一番期待している絹自転車製作所のシルクテンションに乗ってみました(価格13.2万円)。

設計はダウンチューブがワイヤーである以外は普通のクロスバイクとなっています。
走りは普通のクロスバイクとしての剛性もあってしっかりしているので気になるところはありません。
テスト車は耐久性のあるタイヤを履いていたので走りは平凡なものでしたが、スポーツ系の700cホイールやタイヤに替えることができるので走行性能を上げることも可能です。
さらに650Bホイールも履けるためいろいろなシチュエーションで利用できるでしょう。
そしてなんと言っても一番の売りが、簡単に輪行できることです。

正確なサイズはわかりませんが、ワンタッチで鉄道輪行サイズ内に収まるとの事です。
さらに前後輪を外せば1車輪+αまで小さくすることが可能です。

◆続いては平和技術研究所のHUGA 20に乗ってみました(フラットハンドル13.2万円、ドロップハンドル19.8万円)。

試乗できたのはフラットハンドルタイプですが、他にドロップハンドルタイプもあります。
見ての通り20インチ(406)タイヤを装着したミニベロなんですが、フレームがしっかりしているためよく走ります。
発進加速も普通でしたので乗っていて不満はないのですが、やはりミニベロなので高速域の維持は苦手でした。
高速域以外は普通に使えて輪行時にはスーツケースにも収まるサイズになるのが魅力です。

◆続いてはミズタニ自転車が用意していたTyrellのFSXに乗ってみました(FSXが38万円~、FX23ま万円~)。

ミニベロにしてはよく走りますし特に中間域が伸びる印象を受けました。
ただミニベロの世界ではよく走ると言われているTyrellですが、それほどでも無いというのが正直な実感です。
折り畳みはリヤの三角部を外して行うことで剛性を維持しているようです。

寸法はH810×W900×D350(フラットハンドル完成車)となっていますが、ミニベロとしてはあまり小さくならないのが残念なところです。
◆続いては以前短距離で試乗したことがあるPacific Cycles Japanが用意したbirdyです(28万円~)。

birdyの中でも今回は走りを重視したbirdy Rに乗ることができました。
前後サスペンションがあるので乗り心地がよいことは分かっていたのですが、走りがどうか確かめてみたところ普通にミニベロでした。
低・中速はそこそこ良いのですが高速が伸びませんね。
60cm(H) x 34cm(W) x 72cm(L)と思いのほかコンパクトになるのが利点ですが、走りが物足りないため私のニーズには合っていませんでした。

最後に以前乗って印象が悪かった5LINKSのMUSASHI/Rにも再度乗ってみることにしました(フレームセット22万円~)

以前とはタイヤが違っていたためか普通に走ってくれました。
以前の印象が悪かったのですがどうやらそうでもなさそうなことがわかりました(ただし走りで際立ったところは無い)。
イベント内容
試乗会以外にもいくつかの自転車関連ブースや

ステージでの洗車講習やゲストトークなどもありました。

そんなブースの中に警察車両の展示もあって、ちょっと白バイをのぞいていたら「ぜひ乗ってみて」と婦警さんにすすめられ乗ってしまいました。

おまけに「写真も撮りますよ」と断れる状況でなかったので撮影までしてもらいました。

ノリノリなのニャ~
試乗車は紹介した以外にもスポーツ系でMeridaやYONEX、ホダカなども出店していますし、ハンドメイドのメーカーなどもあります。
試乗は神宮外苑の外周路を封鎖して行われますので距離は十分です。
スピード制限などありませんからおもいっきり速度を出すことができます。
ただし坂道でのテストや極端なスラローム走行ができないのが残念なところです。
それでも気になっていた自転車がどんなものか確認できたのでとても有意義でした。
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