今回はテレビでの情報番組で紹介していた施設に寄ってみる事をきっかけに、鶴見川を上流まで走って水源をたずねてみることにしました。
鶴見川沿いは何度か走ったことがありますが、あまり上流まで行った事はありませんでしたので、どこまで続いているのかの事前調査から面白いものでした。
今回もロードバイク1号機にて、下記ルートで走行してきました。
https://www.strava.com/activities/4457311028
河口まで
走行開始後最初の上り坂でしたが、とても軽やかに上りきることができました。
以前はそこそこ頑張りが必要だった坂だったのですが、あっけなく上りきったという感じです。
その先車線が1車線に減ったところで、原付バイクが35km/hくらいで走っていました。
原付の法定速度である30km/hくらいで走っているので法的には問題がないことですが、後には自動車がならんでしまっています。
道幅が狭い区間なら仕方ないことですが、左に余裕がある中でちょっと周りが見えてなさすぎです。
自転車乗りとしては、周りの車両との協調関係に気を使っていきたいですね!
戸塚駅の近辺で一般的なルートは下記の黄色なのですが、別のルートを設定しました。
このルートはショートカットを狙ったものではなく、使った事が無い道を試したものです。
この程度の違いであればどちらでも構わなそうに見えますが、このような細かい道も試して見る事が独自ルートを作り上げていくには大切な作業です。
その後、保土ヶ谷駅方面に向かう長い上りがあるのですが、この日は調子がよいためかあっという間に上りきりました。
さすがに自動車には付いていけませんが、遅めの原付だったら追走できそうな勢いでした。
横浜駅近くになってくると自動車の量も密集度も上がってきます。
普段はこのエリアには近づかないようにしているのですが、これを見ると都内などのロード乗りは大変だなぁと思ったりします。
信号手前10mくらいで赤になったので停車したところ、追走していたチャリが赤信号無視で行ってしまいました。
背中に大きなバッグを背負っていたのでウー〇ーか何かの配達をしていたのだろうか、困ったものです。
ただ凄かったのが私が38km/hくらいで走行していたんですが、荷物を背負ったフラットバー車で追走してきた事です。
そうして生麦にある鶴見川サイクリングコースの入口までやってきました。
鶴見川①
サイクリングコースはこれ以上海方面へは行くことができません。
鶴見川サイクリングコースの右岸(上流からみて)は、このような広めの道がしばらく続きます。
すると右岸道路の舗装が無くなって砂利道になったので、左岸へコースを変更しました。
カメラだと防波堤で川が写っていませんが、目線の高さだとギリギリ見えていたので走行時の景色は大丈夫です。
ふたたび右岸に移り、高架下を抜けたところで視界が開けました。
やっぱり川沿いのサイクリングはこうでなくてはなりません。
広い視界に喜んで走っていたところ、予期しない道路工事が現れました。
おまけにまわり道を指示しながら、この先一切ルート案内の表示がありません。
同じくまわり道をしたと思われるママチャリが遠くまでまわり道をしていましたが、この辺りで工事が終わってそうだと川沿いに近づいてみたところ、
工事区間はおわっていましたが、とんでもなくスリムな階段が現れました(ハンドル幅くらい)。
おまけに右側には落下防止の手すりがあってバイクを担いだ状態では上れません。
一瞬迷いましたが、「えいやっ~」とばかりに頭の上に持ち上げて階段をクリアしました。
しばらく進んでいると走行ルートが土手の上と下の2本に分かれます。
もちろんどちらも走行可能なのですが、土手上だと交差する道路がたびたび現れて横切るのが大変になります。
そのため土手下の方が走りやすいのですが、生育の良い雑草のおかげで景色が全く見えなくなります。
土手下の道が無くなると新横浜のビル群が見えてきます。
今日は平日なので空いていますが、週末だと散歩している人や家族連れなどが多くなり走行時は注意が必要です。
新横浜のサッカースタジアムまでやってきましたが、外周ルートがあることを初めて知りました。
スタジアムのある公園横に変わった鉄塔のある建物が現れますが、これが最初の目的地です。
ここは京浜河川事務所でその中の鶴見川流域センターが目的地となります。
入ってすぐが2階で鶴見川流域センターとなり、川の防災などの展示があります。
他にも鶴見川で生息する魚や蟹、エビなどが展示されています。
今回は、この川の生き物たち展示を見たくて寄ってみました。
現在はコロナでの密を避けるために週末は閉館しています(人が集まるとは思えませんが)。
鶴見川②
スタジアムを過ぎるとサイクリングコースは徐々に狭くなっていきます。
右岸が砂利道になったので左岸へ移りましたが、サイクリングコースが狭いうえに荒れていているので車道を走っています。
ガードレールの左側が自転車走行可の側道なんですが、すでにサイクリングコースでは無くなっているのか判断できません。
車道が無い場所では側道に戻らないとなりませんが、狭いので歩行者には注意して近づく必要があります。
ここまでくるとアスファルトの割れや盛り上がりがひどくなってきて、ロードバイクでは走りにくくて仕方ありません。
さらに進むと頻繁にオートバイ侵入防止柵が現れるようになり、スラロームコースのようです。
そうなりながらも川沿いの道は数kmも続いて、やっと終点をむかえます。
川幅もすっかり狭くなっていて、すでに幅跳びで越えることができそうです。
川沿いの道はここまでですが、源流はまだしばらく先にあるのでここからは一般道で直接源流へ向かいます。
ここまでパワーを温存してきましたが、一般道に出たところでフルパワーにて爆走していきました。
初めての場所に向かいますが、途中途中で知った道と交差します。
奥まった静かな緑地にやってきましたが、右側が最終目的となります。
ここが鶴見川源流の泉と言われる場所になります。
ここは私有地になるためか、保存のためか、周りは柵で覆われ近づくことはできません。
ただここは本当の意味での源流ではなく、本当の源流はこの先の林の中に入って行かないと確認できないそうです。
帰路は境川のサイクリングロードを使って戻ったのですが、いつものように日没との戦いとなり休憩を取る時間がありません。
よく考えれば休憩なんて流水センターの見学と昼食10分、源流の泉見学と合計しても30分にも満たない程度しか取っていませんでした。
いつもながらギリギリの計画すぎますね。
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