購入したばかりのRider S500をテストを兼ねてライドで使ってみる事にしたのですが、準備段階で大問題が発生しました。
私は普段走行ルートをRide with GPSで作っているのですが、いつも通りルートを作ってS500に取り込んでみたところルートを認識してくれません。
ルートを呼び出すと何度やっても画面がフリーズして再起動させるしか無くなってしまいます。
旧型機であるRider 450はPC内で作ったデータを直接配線でサイコン本体に入れられたのですが、S500ではそれができず一旦ブライトンアプリを通さなければなりません。
ブライトンアプリを通すにしてもやり方が2つあって、
A)作成したルートをブライトンアプリで変換してサイコンに送る
B)作成したルートをブライトンアプリを通過させるだけでそのまま送る
があります。
A)だとGoogleマップとブライトンが採用しているOSMマップで不一致が起きると、コースが勝手に変更されてしまうため困ります。
そこでB)を試したのですが、どうやらGoogleマップ形式で作ったルートは認識してくれないことがわかりました。
これは困りました!
今回のライドも立ち寄る施設が複数あるため、OSMマップでは地域名や施設名が少なく場所を特定できません。
現行型のブライトンサイコンは私の使い方では使い勝手が悪すぎると諦めかけていました。
ところがいろいろ試している中で、解決方法を見つけました!
やり方はすごくシンプルで、
①Ride with GPSでGoogleマップを使いルートを作成
②出来上がったルートのまま地図をOSMマップに切り替える(またはRide with GPSマップに替える)
③保存してそれをB)の方法でサイコンに取り込む
とすれば良いのです。
※Ride with GPSマップはOSMをベースとしているためか親和性があるようです
では出来上がったルートを比較してみたいと思います。
ルートは箱根の林道で地図によって差が出そうなコースを選んでみました。
まずは元のGoogleマップのままのコースがこちらとなります。
次にそれをOSMマップに変換したものがこちら
さいごにRide with GPSマップがこちら
地図により縮尺が違うので比較しづらいかと思いますが、拡大して違いがあるか確認しましたがルートには違いはありませんでした。
もちろんOSMマップとRide with GPSマップはサイコンで認識されました。
同じ走行ラインなのですが保存方法のちょっとした差で使用できるかの差が出るようです。
ちなみに旧型機に比べるとスマホのブライトンアプリを通さなければならない分だけ手間が発生するようになりましたが、予想外の効果としてターンバイターン機能(交差点での右左折指示)が使えるようになりました(旧型機で直接取り込むと使えなかった)。
※B)のやり方は事前にブライトンアプリでRide with GPSを同期設定しておいて、Ride with GPSの保存コースを呼び出してサイコンに転送するようにします
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