さて、梅雨の合間にどこに行こうと悩んでいたのですが、前から気になっていた金時山の登山兼ねてのライドに行くことにしました。
いきなりの思い付きで行ってしまって大丈夫かと思いましたが、思いついてしまったので仕方ありません。
今回はロードバイク2号機で下記ルートで行ってきました(登山部分は含まれず)。
https://www.strava.com/activities/14958828035
https://ridewithgps.com/trips/302309698

エヴァ仕様トイレ
湘南海岸線に出ると上半身裸で走っている自転車が現れましたが、湘南らしいですね。

ところで暑くならないうちに登山してしまおうといきなり計画しましたが、身体が暑熱順化できているか不安でしたのでできるだけ発熱しないような走りを心掛けました。
大磯までやってくるとあちこちにのぼりが立っていてどうやらお祭りがあるようです。

白装束を纏った人たちがいたのでお祭り確定なんですが、登山やめて祭りに行こうかマジで悩みました。

祭りの方が楽だからニャ~
そんな未練も経ち切って箱根のコンビニまでやってきて一休みです。

さすが郊外店だと増量品が各種売り切れせず並んでいました。

箱根湯本駅では商店街のある通りは混みあうので最近は裏の川沿いに回避するようにしています。

すると気持ちよさそうな川の流れがあって、暑さのためかついダイブしてみたくなってしまいました。

箱根駅伝でも知られた1号線を淡々と上っていきましたが、省エネに徹していたため疲労も少なめで上ることができていました。

それでも集中力が欠けてきたところで、気がつくと歩行者が目の前に迫っていて驚きました。

ほとんど人などいない場所だったため油断していました。
登山口である公時神社に到着しましが、神社とゴルフ場の入口が一緒になっていて分かりにくいですね。

ゴルフ練習場を過ぎた先にヱヴァンゲリヲン仕様のトイレが現れました。

一度立ち寄ってみたかったのですが、ドアまで凝った仕様で満足度が高いですね。

金時山は思いのほか大変だった
トイレの駐車場にも停められたのですが、長時間だと気になるため神社の広場に停めさせてもらいました。

靴を履き替えたら、公時神社へご挨拶してから登山開始しました。

ところでこちらの神社は公時神社と書いてキントキジンジャと読みます。
なぜ金時山のように金時と書かないのか疑問でしたが、金太郎のモデルとなった坂田公時を祀っているため公時神社となっているようです。
ちなみに坂田公時の幼少時の呼び名は金太郎というそうです(ちょっとややこしい)。
ではここから登山開始です。

道は整備されているのですが、岩や小石が多くてちょっと歩きにくいですね。

途中、金太郎にまつわる岩がいくつもあります。

こちらは金太郎が蹴り落したと言われる大岩です。

しばらく上るとはこね金太郎ラインを横断しますので、自動車に注意しないとなりません。

ところで前方に日傘をさしながら優雅に上っている人がいたのですが、この人がなかなか速くて近づくことはできましたが最後は引き離されてしまいました。
私はいつものように登山者の5割増しくらいの速度で登っていたのですが、それを引き離すって何者でしょう?
土が流れたのか木の根がむき出しになっているエリアがありましたよ。

ルートは迷うことなく整備されているのですが、岩が多くて結構大変でした。

それでもまれに景色が見える場所があって、少しだけ気力が回復されます。

中盤からは岩が無くなって階段が多くなるのですが、なかなかの斜度がずっと続くため疲労が蓄積されていきます。

すると1m先のやぶの中で野鳥が気持ちよさそうに鳴いていました。

手を伸ばせば届きそうな距離なんですが、人を恐れていないので全く逃げません。
結構疲れながらもペースを落とさず無事登頂することができました。

一般登山時間が75分のところ50分で登れたのでまずまずです。
いや~金時山山頂からは景色が広がっているので達成感がありますね。

なかなかの景色でしたので全体を動画にてご覧ください(短いです)。
画質が悪い時は720pに切り替えて鑑賞ください
後は下るだけと甘く見ていたのですが、実は下りが辛いのが金時山でした。

というのも傾斜があるのと1段の段差が大きいため太ももにすごい負担となります。
さらに持ち運びが楽なようにと底がうすい靴を使ったため、下部の岩場で足裏が痛くなりそうでした。
バイクを停めた広場で一休みしていると傘を持った人が目の前を通り過ぎていきました。

まさかと思い服装をチェックしてみると上りで速かったあの人です。
優雅さがあったのでてっきり女性だと思っていましたが、まさかの男性でした。
下山時に太ももがパンパンになって力が入らなくなっていましたが、ダウンヒルでは自動車に劣らない速さで下ってしまいました。

さすがに帰宅時にけっこうボロボロの状態でしたがなかなか楽しい登山でした。
箱根の山はいくらか涼しくて心配していた熱中症の危険もあまり無く助かりました。
さ~て次はどの山登るか・・・
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