完成車状態でとても良くできているロードバイク3号機なのですが、ちょっと気になっている点があります。

それは逆回転でペダルを回すとチェーンのスムーズさが今一つなんです。
主たる原因は使われているチェーンのグレードが低い事と、12速になってシマノチェーンと他社の互換チェーンに差があるためだと思われます(Gusto標準チェーンはKMCの標準グレード品)。
ただそれ以外にもプーリーの動きも今一つと感じていました。
当初社外品のアルミ製プーリー(単体での回りはとても良い)も考えたのですが、今の安定している状態を崩したくないため純正品でのグレードアップを行うことにしました。
すると純正外しのほぼ未使用品がメルカリに出ていたため、これはラッキーと購入してしまいました。

購入したのはR8100型のプーリーでご覧のようにボールベアリングが埋め込まれています。
ちなみに元のR7100型プーリーはベアリングは使われていなく、中心軸の周りをプーリー本体が擦れながら回っているだけのものです。

グレードによる差の付け方は5800型の頃から一緒ですね。
正直なところ単体で指で挟んで回してみたところでそこまでの差はありません。
まぁそれも旧型でわかっていたことですが、気にせず交換作業をすすめていきます。
交換作業は簡単で、プーリーを留めているネジを外して付け替えるだけです。

回転方向の指定があるので取り付け向きだけには注意が必要です。
取り替えはプーリー片方づつ行えば、バラバラになることもなく作業できるでしょう。
私はチェーンを外して作業しているので楽ですが、チェーンを付けたままでも作業は行えます。
さて、変更してみての実走での違いは・・・
分かっていた事ですがわずかな違いです。
おそらく何も知らずに乗ったら気づかないほど小さな違いでしかないため、必ずやった方がいいというような効果はありません。
あきらかな違いを望むならビックプーリーにするしかありません。
ただ安定した使用を考えた場合には標準プーリーはとても良く出来ていますのでこれで良しとします。
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