今日は玉川の河川敷にてキャニオンとサーヴェロの試乗会があるので行ってみることにしました。
特にキャニオンは通信販売のみなので試乗する機会も少なく、かつサイクルモードなどの大きなイベントでは試乗待ちが信じられない長さになっていたりするのでこのような催しは貴重です。
場所は東京都稲城市の稲城北緑地公園 河川敷になるのでちょっと遠めです。
今回もロードバイク1号機にて下記ルートで行ってきました。
https://www.strava.com/activities/2763687911
往路
しばらくは境川サイクリングロードを使って向かいましたが、気候が良くなってきたためか自転車の数が多めでした。
途中、黄色い車体のロード乗りに遭遇して、前後入れ替わりがあったりしながらも同じようなペースで走っていました。
東名高速と交差する地点で私が東名高速沿いへとルートを変えたため、黄色いロードとは別れました。
幹線道路をしばらく走っていると、後ろに黄色いロードが合流してきました。
先ほどまでの黄色いロードかどうか判別は付かず、さらにもしかしたら同じところへ向かっている?なんて気になっていたんですが、信号のタイミングで離れてしまいました。
今回は、普段避けている幹線道路を利用したため、駅近くでは自動車も多く何かとごちゃごちゃしています。
こういう所では横からの飛び出しについても監視を強化しないとならないので疲れます。
読売ランド近くまでやってきたのですが、
読売ランドまでの坂がずっと続いて
上る
上る
ちょっとしたヒルクライムのようでした。
当然、上ったからには下りがあるのですが、ここのコーナーはグリップが低めで
軽くテールスライドを起こしたので焦りました!
そうして多摩川沿いまでやってきました。
並行する多摩川サイクリングロードを走るか迷いましたが、多摩サイは場所により走りにくいところもあるので車道にて目的地を目指しました。
試乗会
到着しました、バイクデモ イナギの会場です。
どちらかと言えばオフロード車がメインの試乗会なのでこのような河川敷となっています。
こちらはキャニオンのブースです。
参加料500円を払った後にこちらで試乗受付となります。
キャニオンは試乗車が多いこととサイズも複数あるため、試乗車が一覧となっていて受付までに希望する番号を決めておきます。
オフロードメインの試乗会なのですが、やはりオンロード車の方が人気で順番待ちが多く出ていました。
各サイズ1台しかないため、XSサイズ(166~172cm)が特に人気で待ちが長くなっていました。
試乗1台目はエアロロードのCF SLX Disk 8.0を選びました。
試乗前には気がつかなかったのですが、エアロロードは2018年モデルしか用意されていなく、この車種は44.9万円となっていたので中間モデルのようです。
走り出してみて出足の軽さはありますが、どうも綺麗に速度が乗っていく感じがありません。
よくよく観察してみると定期的にフロントタイヤがポコポコ跳ねるような振動がありますし、明らかに振れが出ています。
ダンシングを行ってみるとどんなタイミングでも合わせられる許容の広さがありましたが、逆にスイートスポットとなるようなタイミングが無いために合わせられた時の躍動感もありません。
総合して特に悪い部分はないのですが、秀でるところもなくつまらない車種です。
状態が良くないバイクだった影響もありますが、この内容だと購入したいとは思えません。
2台目は軽量なアルティメットのCF SL Disk 8.0で2019年モデルとなります(29.5万円)。
軽量とは言え現行のHPデータだと7.6kgなのでさほど軽いわけではありません。
ところが河川敷からサイクリングロードへ上るための坂がものすごく軽く進みます。
正直これには驚かされるほどでした。
平地でのスタートダッシュは軽い印象です。
ただその後の高速域では特に伸びはありません(エアロタイプでないので当然ですけど)。
値段の割に軽快さがある車種なので、この車種は買いですね!
その後はサーヴェロのブースにてグラベルロードのÁsperoに試乗したのですが、
車種がどうこうよりもオフロードコース自体が非常に面白い物でした(オフロードでいっぱいいっぱいで、性能評価する余裕がありませんでした)。
赤いテープの向こう側がコースとなっているのですが、タイトなコーナーが次々に現れてバイクコントロールが問われます。
速度はそれほどでもないのですが、小さなターンに慣れていないので難しい。
特に右ターンで重心を車体から出すことがスムーズにできずに苦労しました。
キャニオンのシクロクロスバイクであるインフライトでも走ってみたのですが、タイヤが細くなると速度は速くなるけれど安定性が低下するので難しかったですね。
そんな感じで、後半はオフロードで遊んで楽しい試乗会でした。
ただし有料試乗会なのでキャニオンにはもう少し程度の良いバイクを用意してほしいですし、更に言えばもう少し上のグレードの車体も用意してほしいところです。
復路
帰りは多摩川サイクリングロードを使ってみました。
この区間は舗装などもしっかりしていて道幅もギリギリあるので快適に走れました。
帰路の途中、リヤからかすかにチェーンの擦る音が聞こえてきたので、歩道に上がって調整することにしました。
中間ギアでチェーンがかすかに隣のギアに擦っているようなので、ワイヤーテンションを少しだけ緩めました。
ところが調整方向が逆で悪化したため、詰める方向に直して解消しました。
これらの調整は普段行っていることなので、信号待ちの間などでも微調整できます。
この交差点を右折しなければならない場面なのですが、
サイコンのルート案内が手前の道までしか出ていなく、どの方向に行けばよいかわかりませんでした。
このBryton450ではたまにあるのですが、何故か交差点手前でその先のルートを表示しない時があります。
交差点に入ると表示されるのですが、気が付かずに真っすぐ行ってしまったりするので困ったものです。
帰りも境川サイクリングロードを走ってきたのですが、試乗会会場での暑さでちょっとダレていました。
サイクリングロード脇にあるフルーツスタンドにて冷えた梨を食べようとの思いだけで走っていたのですが、何とシャッターが閉まっていました。
どうやら梨の販売は9月で終了しているようでした。
うなだれながら走っていると川沿いに植えられてコスモスが気持ちを癒してくれました。
コメント