スピードセンサーの不調を調整<ちょいネタ>

スピードセンサー反応位置 メンテナンス
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最近走行中の速度が低く表示されることがたびたび発生しています。

頻度はそれほど多くないので無視しても良いのですが、気になるので対策することにしました。

原因も何となく推測できているので、対策をどうするかが問題でしょう。

原因確認と対策

問題が起きたのはロードバイク1号機で、現在ディーブリムホイールを装着しています。

その装着時の記事(https://cycle-tv.com/post-2404)にもあるように、ディーブリムだとセンサーと磁石との距離が遠い傾向にあります。

念のため距離を測ってみたところ、一番近い部分で7.0mm、遠い部分で8.6mmでした。
スピードセンサーと磁石

比較のため2号機でも測ってみたことろ、5.5mmとずっと近いことがはっきりしました。
スピードセンサーと磁石

この差を埋めるべく対策を取ろうと思うのですが、先にそれ以外の基本的な要素が影響していないか確認します。

まずは、電池残量不足なんて事もありうるため電圧を測定してみます。
電池の電圧測定
あまり精度の良い測定器ではないのですが、劣化した電池や正常な電池と比較したところ正常値の3Vを保っていると分かりました。

これで1つの要素を排除できました。

次に気になるのが磁石の位置が若干ずれたのではないかという事です。

取り付け当初には無かった速度のずれですが、最近起きてきた事からも疑われる要素です。

まずは磁石の細い面をセンサーに当てて、どの範囲でセンサーが反応するか確かめることにしました。
スピードセンサーの反応位置

その結果、おおよそですがこのテープを貼りつけた幅くらいしか反応しませんでした。
スピードセンサー反応位置
取り付け時には磁石の広い面で反応場所を確認していたので、もっと反応幅があるものだと思っていましたが、思いのほか狭い範囲でだったので驚きました。

そこで磁石の位置を反応場所が中心にくるように、1~2mmほどずらしました。

これで改善する可能性もあるのですが、心配なのでもう一つ対策を施します。

磁石とセンサーの距離が近くなるように、センサーを留めるネジのところにワッシャーを噛ませました。
ネジにワッシャー追加
もちろん磁石の方をセンサーに近づく加工をしても良いのですが、現状でもスポークから出っ張る取り付け方をしているため、これ以上空気抵抗を増やしたくないのでセンサー側を加工しました。

ワッシャーを噛ませることで、センサーと磁石の距離は7.0mm→6.6mmに改善しました。

効果は実走してみないとわかりませんので、後日のライドにて報告いたします。

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