今回は1週間まえから計画していた山梨県の笛吹市まで桃の花を見に行ってきました。
距離は片道120kmほどなので、往復で250kmくらいになる長距離ライドです。
また、ルートの後半にある新笹子トンネルを迂回するかどうかが悩みどころでした。
今回のルートは下記の通り、ロードバイク1号機で行ってきました。
https://www.strava.com/activities/2286960130
中止or続行?
本来なら1週間前の予定でしたが、寒気の影響で開花が進まずお祭り期間を過ぎてしまいました。
ただ、桃の花を見に行くというのはきっかけであり、ロングライドが目的でもあるので問題ありません。
ルートは中央本線(鉄道)沿いを走る国道20号線を利用するため悩むことは無かったのですが、1か所だけ検討した場所があります。
それは目的地の近くにある新笹子隧道(新笹子トンネル)をどうするかです。それについては後ほど詳しく・・・
早起きして(と言っても6:30頃の出発)いつもの境川サイクリングロードまで来ましたが、何故か脚の回りが悪い。
感覚的にはチェーンオイルを塗り忘れて、抵抗が大きいような感じでした。
まだ7時になったばかりなのに、やけに自動車が多い。
今日は交通量が多いのだろうかと不安がよぎります。
しばらく経っても脚の調子が改善しないまま、進行方向が同じロードに追いつきました。
抜かしてからは恥ずかしい走りは見せられないと、少し頑張ってペースを上げることができました。
ノンストップで宮ケ瀬湖近くまでやってきたので、そろそろ休憩しようかと考えました。
ただ、アップダウンが続いているので、休憩明けにいきなり上りたくないのでもう少し頑張ります。
そうしているうちにさすがに疲れてきて、何でもない階段で休むことにしました。
休憩を終えて準備をしていると、リヤライトが点かなくなっていました!
「なに~今日は確実に夜間走行があるのに・・・」
山梨までの走行を諦めなくてはならないため、がっかりしたのと同時に、回りの悪い脚で行かなくて済む安堵感もありました。
さて、相模湖周りでも走って帰るかとも思いましたが、元ルートの裏道だけでも今後のために偵察することにしました。
ロングライドが中止になり肩の荷が下りたためか、脚の回りが良くなってきました。
早起きが苦手で、身体がやっと起きてきただけはないかニャ~
国道20号線は道幅が狭い区間もたびたびあり、嫌う人もいそうな道路です。
ただ、今日は交通量が少なかったため簡単に抜いてくれるので、あまり気になりませんでした。
ほとんど建物など無い20号線を進んでいたところ、何と大型のDaisoを発見しました。
もしやと思い寄ってみると、
ヘルメットに装着しやすいリヤライトが売っていました。
「これで行けるかも」と諦めていた計画を再スタートさせました。
難所のトンネル
行けるとなったら一層速度が増して、予定していた裏道をパスしてしまいました。
まぁ交通量が少ないので裏道で大回りしている必要が無いので、そのまま20号線を快走します。
長い20号線に入って初めてロードに追いつきました。
この人はどこまで行くのだろう?私と同じで山梨かなぁ何て考えてしまいました。
気になったのなら聞けばよかったニャ~
そうは言っても信号なんてほとんど無いので、走りながらは聞きにくいって!
難所のトンネルより手前で、同じように怪しいトンネルが現れました。
これは注意しなくてはならないと、ライト類を完全装備して突入しました(フロントライトはケース内のため)。
ところがトンネルが直ぐに曲がっていて、気にすることも無いような短さでした。
トンネル手前から渋滞箇所がたびたびあったのですが、どうやらT字路に当たるため流れが悪くなっているようでした。
近くの大月駅側にも分岐した20号線があるんだけど、そちらを走行した方が良かったのだろうか?
途中、景色の良い場所があったので写真を撮らずに通り過ぎることはできませんでした。
大月を過ぎたくらいからずっとだらだらとした上りが続きます。
ただ、この程度の傾斜ならそれほど走りには影響しないので、むしろ助かります。
最大の難所が近くなってきたので、またも何てことの無い場所で本日2度目の休憩です。
難所のトンネルを迂回するのであれば、前の自動車が曲がったところで左折します。
少し迷いましたが、手前から自動車の流れを観察していて、真っすぐ行ける確信がありました。
と言うのも信号の関係か、自動車の集団が通りすぎると1分くらい間が空きます。
通過に5分程度かかるので、2~3集団に追いつかれる程度で済むと判断しました。
難所の新笹子隧道は3kmにもおよぶ路肩も無い片側1車線で、大型車も多く通行します。
自転車通行不可とはなっていませんが、走行談では死にそうに怖いとあります。
よって旧道である日影笹子線を迂回する予定でしたが、STRAVAクラブのMYさんに迂回路は冬期通行止め中と教えてもらい新笹子隧道を通る可能性を見いだせました(ありがとうございます)。
突入のタイミングを見計らい、最速にて走り続けます。
見ての通りこの道幅なので、入ってしまったら逃げ場はありません。
ただひたすらペダリングするだけですが、3kmもあるので序盤で息切れしないペース配分も必要です。
何とか予定通り10台程度に追い抜かれるくらいで通過できました。
桃の花畑
難所を超えた先で、路線脇の桜に癒されました。
そして近くのコンビニにて昼食。たぶんこのコンビニに寄るロード乗りはほとんどいないでしょう。
勝沼までやってくると急に視界が広がり、遠くまで来たことを実感させられます。
笛吹市へ到着です。奥に見えるピンクの筋が桃の花です。
八ヶ岳に連なる山々も綺麗に見えています。
畑には桃の花が一面に広がり、一足早く春を感じられます。
では桃の花畑の様子を少しだけどうぞ!
鑑賞するには画質720pに切り替えてご覧ください
桃の花はこのように小枝から咲いています。
どうやら花が終わりかかるほど赤みを増していくようです。
20号線はずっと上りなので帰路は下りばかりだろうと勝手に思い込んでいましたがあまかった。
難所のトンネルが頂点にあるために、帰路も上りがあります。それも行きより勾配がきつい。
帰路&難所のトンネル動画
脚がだいぶ疲労していますが、行き同様に新笹子隧道に突入します。
画質を720pに切り替えての鑑賞がおすすめ
行きよりもスピードが遅かったが無事に通過できました。
時間帯によっては見ての通り通行量が少ないですが、迂回することをお勧めします。
全行程が200kmを超えるにもかかわらず、余力があったので帰路は裏道コースに行ってみました。
途中、芝桜が綺麗に咲きそろっていたため、ちょっとブレイク。
ところがこの裏道コース、アップダウンが何度も現れます。
おかげですっかり脚を削られてしまいました。
大失敗のルートでしたが、唯一救いは橋上からの渓谷が綺麗なことでした。
ただ手すりが低めだったので、端に寄るのが怖いほどでした。
ここでオートカメラは電池切れ
脚が効かなくなりながらも20号線はアップダウンもなく快調に走れました。
しかしながら、愛川町でのアップダウンがボディブローのように効いてきました。
最後にはシッティングでほとんど回せなくなり、上りはほとんどダンシングでこなしました。
この時は、脚力使わないダンシング覚えておいて良かったと実感しました。
自宅近くではボロボロになりながらも何とか無事帰宅できました。
これだけの距離を走りながらも最後まで楽しめたのは初めてです。
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