検証①にて不明確な点が残っていたため、今回それを再テストして検証してみることにしました。
検証①で分かった事
1、Road Bike(runtastic)とStravaの両アプリを同時に記録させていても、それぞれのアプリに差が出た。
→Road Bikeは走行ログに途切れが発生、Stravaには途切れは起きなかった(n=1回でのテストにおいて)
2、Road Bikeの途切れが起きた地点では、自動停止モードになって復帰しなかった可能性がある。
3、Stravaはバックグラウンド状態での途切れが改善された可能性がある。
テスト走行2
前回のテスト走行に続いて2回目のテスト走行を行いました。
Stravaのログ
見ての通りログの欠けは見当たりません。
ケイデンスや速度・斜度についても欠けはありません。
Road Bikeのログ
直線となって欠けている部分が大部分となっています。
それぞれの場所でのデータと状況は次の通りです。
1、測定開始からある程度ログが取れていたが、急に途切れる。途切れた場所では停止していないので自動停止の影響ではない
2、立ち寄ったお店でログ回復、移動してまもなく途切れる
3、立ち寄ったお店でログ回復、そのまま正常にログが取れていたが別な地図アプリを使ったところで途切れる
4、立ち寄ったお店でログ回復、移動してまもなく途切れる
5、立ち寄ったお店でログ回復、そのまま正常にログが取れていたが、急に途切れる。途切れた場所での自動停止があったかは不明。
テスト走行3
Stravaのログ
見ての通りログの欠けは見当たりません。
Road Bikeのログ
早々に途切れた後は全く復帰しませんでした。
まとめ
今回と前回の検証を通して、Stravaに関してはバックグラウンド状態でも正常にログが取れることが分かりました(2018/11現在)。
Road Bike(runtastic)においては、不意なタイミングでログが切れてしまい、最悪そのまま復帰しない事が多いこともわかりました。
他のマイナーなアプリも検証することを考えていましたが、Stravaが正常に機能するため検証はここまでとします。
余談として
Road Bike(runtastic)は、走行後の分析においてStravaより優れている点もあるだけに、未だにこの状態であるのは残念でなりません。
おそらくですが、Stravaは設定アプリのバックグラウンド更新に項目があるため、そこをONにすることでログが正常に記録できているのだと思われます。
一方、Road Bike(runtastic)にはバックグラウンド更新に項目が無いために、バックグラウンド状態で停止してしまうものと推測されます。
これらはiPhoneにおいての状態です。ちなみに走行1と2はiPhone6sにて、走行3はiPhone8にてテストしました。
もし、このテストと異なった状況が見うけられましたらぜひコメントください。些細な事や質問でも構いません。
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