エアロロード「マドン」と軽量の「エモンダ」が統合して1つになったことで話題となった新型マドンですが、さっそく試乗する機会があったので出かけてみました。
今回伺ったのはBIKE PLUS多摩センター店さんです。
きちんと調べずに行ったため、営業開始1時間前に着いてしまった!
できれば最上位グレードであるMadone SLR 9の試乗をしたかったのですが、TREKさんが試乗車として用意していたのがSサイズとM/Lサイズしかありませんでした。
どちらも私の身長170cmが適合しないんですよ。
そこでセカンドグレードであるMadone SL 6に試乗させてもらうことにしました。
セカンドグレードとは言え設計上はSLRと一緒でカーボン素材のグレードが違うくらいですから新型を判断するのには十分でしょう。
走り出してすぐに感じたのは、旧マドンに比べ発進加速がスムーズなことです。
ただ新マドンはどちらかと言えば旧エモンダ寄りのオールラウンドバイクですからこのあたりは想定内ですね。
次にフレームがしっかりしていてカッチリ感のあるバイクであることがわかりました。
とは言え乗り心地はガチガチ感はまったく無く、角の取れた丸みのある乗り味で長距離でも疲れが溜まらなそうな印象を受けました。
まずは平地での加速を確かめてみたのですが、スプリント的なダンシングではごく普通の印象でした。
かと言って加速が鈍いわけではなく、綺麗にペダリングしていくと思っているよりも速度が伸びていきます。
そのため少し下り勾配がついているだけでも、ギアが足らなくなってしまうそうになるほど速度が伸びました。
よってガツガツとパワーで加速していくよりも綺麗にペダリングしてスッと加速していく方が得意なバイクですね。
次に上り勾配でダンシングをしてみましたが、ダンシングのしやすさは普通ですね。
軽量バイクであるので坂はわりと楽にクリアしていきます。
最後にハンドリング確認でスラロームをしてみましたが、直進性と操舵した時の反応性のバランスがとても良い印象でした。
若干反応性の方が強い感じを受けますが、個人的にはこのくらいの反応性がある方が操っている感があるので好きです(その分だけ直進性は劣るが)。
旧型マドンと比べると総合力ではあきらかに新型の方が上まわっています。
ところで今回の新型では一部にデザインが異なるモデルが存在しています。
例えば試乗したSL 6にはホワイトカラーがあるのですが、ホワイトだけTREKの文字が小さめでダウンチューブの内側にブラックが入っていたりと違いがあります。
企業名のTREKが小さい仕様はおすすめです。
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