気づいている人は少ないようですが、STRAVAへの書き込み(ライドの説明やクラブでの告知など)で別サイトへのリンクが過去を含めてほとんど無効にされました。
以前までは下記の矢印部分にライドに関連するブログのアドレスを書き込んであったのですが、全て消されてしまいました。
それよりももっと困っているのが、独自に作ったクラブへの書き込みができないことです。
下記は私が管理している「この道知っている?」というクラブで、登録者が1000人を超えて頑張っているものです。
毎月私が見つけた面白いルートを紹介するのが主な活動なんですが、ルートの説明でリンク先が必要になります。
ところがリンクを削除されてしまったため内容が全く伝わらないものとなってしまいました。
海外サイトなどではこれについての抗議活動も始まっているようですが、STRAVAとして一旦元に戻すなどの処置は行われないようです。
そもそもなぜこのような改悪をしてしまったかと言えば、下記のお知らせから読み取る事ができます。
Recently our team has been dealing with a sustained campaign of inauthentic content posted to the platform and as a result we have taken certain necessary steps to safeguard the community. One of the many measures we have taken is filtering links across multiple app surfaces. This was necessary to protect the community from harmful and violating content. We recognise that this has impacted many of you. We are also aware that non-links were inadvertently included in this filtering and we apologise for the disruption this has caused.
Community safety is our highest priority, and we will take any action necessary to protect them. As this is an ongoing situation, we do not currently have a timeline for when the filtering of links will end, but we appreciate the community's patience as we work to keep everyone on Strava safe.
内容をGoogle翻訳してみると
最近、私たちのチームは、プラットフォームに投稿された偽のコンテンツの継続的なキャンペーンに対処しており、その結果、コミュニティを保護するために必要な措置を講じました。私たちが講じた多くの対策の 1 つは、複数のアプリ サーフェスにわたるリンクのフィルタリングです。これは、コミュニティを有害で違反するコンテンツから保護するために必要なことでした。私たちは、これが多くのユーザーに影響を与えたことを認識しています。また、リンク以外のコンテンツが誤ってフィルタリングに含まれていたことも認識しており、これにより生じた混乱をお詫び申し上げます。
コミュニティの安全は私たちの最優先事項であり、コミュニティを守るために必要なあらゆる措置を講じます。これは進行中の状況であるため、リンクのフィルタリングが終了する時期については現時点では予定がありませんが、Strava の全員の安全を守るために取り組んでいる間、コミュニティの皆様の忍耐に感謝いたします。
これを読むと、「有害なリンク先を排除するために一旦全てのリンクを無効にして順次良否を判断する」ってことのようです。
ところがここで問題なのはその判断がいつ終わるのか分からないと言っていることです。
STRAVAのやり方で乱暴なのは一部の悪鬼を処分するために、多くの無関係者に期間も定めずに被害を与えていることです。
海外ユーザーの声として「何年も問題を放置していて、いきなり検閲のようなことで迷惑をかけられるのは納得できないためプレミアムユーザーを解約した」などの声も上がっています。
私も参加しているパールイズミさんのクラブではライド企画を定期的にやっていますが、リンク先が表示できなくなってこれから告知はどうするのでしょう?
何かのたびに感じていたのですがSTRAVAの組織って思ったよりも小さくて脆弱だと改めて実感させられた案件でした。
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