近々ロードバイク1号機をオーバーホールするのですが、その前にやっておきたい改善があります。
1号機にアクションカメラを取り付ける治具なのですが、自作したものでちょっと曲がっているのが気になっていました。

分かりにくいかと思いますが、リングについた関節方向にたいして台座が右に曲がっています。
裏返すとわかりやすいのですが、台座に対して穴の位置が平行ではなく斜めになっています。

そこで新しい台座に穴を開け直すのですが、純正台座は両面テープ留めとなっているのでまずは両面テープを剥がします。

次に穴の位置が曲がらないように平行線を引いたのちに、穴の位置をマーキングします。

後は電動ドリルで穴を開けるだけですが、いきなり開けると位置がずれるので千枚通しにてグリグリと少しだけ穴を削っておきます。

無事穴あけ完了かと思われたのですが、開けてみると微妙に位置がずれていました。
そこで仕方なく穴を広げて水平を出すことにしました。

後はネジを締めるだけなんですが、使用するネジは皿ネジのため逆三角(▼)となっていて上部がひろがっています。
そのためただ締めていっても上部が浮いたままとなります(ネジに合わせ穴を斜めにするのは難しい)。
そのため半田ごての熱で樹脂部を溶かしながら締めこんで、ほぼ平らになるようにします。

無事完成しました。

このように作業してみると1時間ほどで行える作業です。
以前、あるイベントにて私のカメラに興味を持った人にこの治具についても説明したのですが、自作ということで驚いていました。
「自分で作れるってすごいですね」と自分には無理というような感じでしたが、このようにやってみればそれほど難しい事ではありません。
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