ロードバイクで初めての100kmとか200km、300kmとか終えると翌日ぐったりしますよね。
初めてでなくてもハードに走ったり、獲得標高が高かったりしたらやはり翌日筋肉痛となります。
筋肉痛になると痛みがともなうため階段の上り下りが大変で、特に下りなんて片足だけ1段降りたらもう片方を同じ段へ揃えながらでないと降りれない時もあります。
これを何とか軽減するために走行後のマッサージは大事ですし、他にもいろいろとやってきました。
例えばちょっと熱めの湯に脚をつけて血行を促進させたりとか、サイクリング後に適切だと言われる柔軟体操をやってみたりとかしました。
他にも脚のみのマッサージ機があるので、それを使ってみたりもしました。

それらは多少は効果があったのですが、筋肉痛を劇的に解消するようなものはありませんでした。
そんな時に知人よりマッサージガンをもらいました(知人が使っていた中古ですが)。

機能としては先端部が振動して強弱を4段階くらいに調整できる簡単なものです。

アタッチメントがいくつかあって、平らなタイプや丸いタイプが身体の多くの部位に対応していて2股タイプが肩など骨ばったところに適しています(骨ばったところだと振動で押し付けられないのを挟みこむことで可能に)。
特に期待していなかったのですが、せっかくだからとお尻のつけ根のハムストリングスを重点的にふくらはぎなど筋肉痛になりそうなところをすべてマッサージしてみました。

すると驚くことに翌日の筋肉痛がほとんどありません!
もちろん脚自体は疲れているので力は入りませんが、静かに歩く分には痛みが全くありません。
こんなことは今まで1度もありませんでしたので、たまたまかと思って次の走行後にもやってみたところ同じ結果となりました。
いや~本当に驚きました。
こんな小さな機器でこれほどの効果があるとは思いませんでした。
あらためてプロレーサーが試合後にマッサージ師に施術を受けている意味を実感しました。
ただここで1つ疑問が。
これまでもマッサージ機や柔軟など効果がありそうなことをやってきましたがそれとは効果が段違いなんです。
そこで作業状況を比較してみてわかったのですが、違いは作業時間と患部への刺激方法の違いだろうと。
以前からの脚マッサージ機は5分程度で自動で止まります。
それにたいしてマッサージガンではバッテリーが切れるまで10分以上作業していますし、たまたまですが血流の流れる方向へずらしながら作業をおこなっていました。
これによって患部の血行が促進されて溜まっていた乳酸が分散されたのではないかと推測しています。
ちなみにマッサージガン終了後は血行がよくなったためか、脚が熱をもっていました。
理論的なことはあやしいですが、マッサージガンによって翌日の筋肉痛から解放されるようになったことは事実でとても助かっています。
ちなみにマッサージガンには安い物から高価なものまでありますがそれほど違いはありませんね。
家族がちょっと安めのものを買ってみましたが、

先端部分がゴム製ではなくプラスチック製の違いだけで、効果に差はなさそうです。
マッサージガンおすすめですよ。
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