毎年気になっていたハンドメイドバイシクル展に初来場

自転車紀行
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皆さんは都内で毎年開催されているハンドメイドバイシクル展があるのを知っていますでしょうか?

私は数年前から気になっていたのですが、タイミングが合わなかったり、寒すぎてあきらめたり(何でこんな寒い時期なんだ~)で一度も見に行くことができませんでした。

今年こそはと意を決して行ってみることにしました。

もちろん自走にてロードバイク1号機にて行ってきました。
https://www.strava.com/activities/6566916892
https://ridewithgps.com/trips/81910809

走行ルート

国道1号線の走りやすさをチェック

本来は天候が良い土曜日に行くつもりでいたのですが、オミクロンの猛威で感染者が急増していたため混雑が予想される土曜日はパスすることにしました

翌日の日曜ですが午後遅くには雨の可能性もあるため急いで帰って来なくてはなりません。

気持ちが焦りながらも走り出してみると少々寒くて、昨日だったらもう少し暖かかったのにと思いながらもこれで来客者が減るだろうという期待がありました。

できるだけ早く現地に着きたいと走り出すと早々にバスにつかまってしまい速度を上げられません。

ロードバイクでバスに追いついてしまった
我慢してついていきました

行程はまだまだ長いのでここで無理しても仕方ないと後ろでじっくりタイミングを見計らっていると、2つ目の停留所にて追い越し可能なチャンスがめぐってきました。

ここだとばかりにスプリント

後続車とは少ないながらも距離があったので、最速モードに切り替えて一気にバスをかわして前へ出ることができました。

これでしばらく落ち着いて走れるかと思っていたところ、複数のバスによるディフェンスを受けました。

この後まったく追いつかなかったので影響なかったですけど

積載車が停まっていたのですが、一瞬上ってみたくなる衝動にかられたのですがグッと我慢しました。

大人ですからそんなバカな事はできません

東京までは国道1号線を使って向かうことにしたのですが、あいかわらず1号線の路面は荒れていて速度が上がりません。

国道1号線
路面悪し

感覚的には凹凸による抵抗によって進みが悪く感じるのですが、専門家の解説などを読むと細かく跳ねてしまっていることとタイヤの変形によるロスが大きいと言われています。

それにしても国道の1号線で、かつ首都圏の道路なのにずっと改修されないままなのは予算が無いのでしょうか?

都内に向かうには他に国道15号線もあるのですが、1号線は自動車の速度も速く路肩も狭いところが多いので走りにくかったりします。

ただし信号停止は1号線の方が少ないため急ぐには向いています。

一部には路肩が広い部分もあるのでここで体力を回復して、狭いところでは自動車に置いて行かれないよう頑張ります。

国道1号線
ドラ
ドラ

どんなに頑張っても実際には置いていかれるニャ~

ノンストップで走っていたので東京都に入る多摩川まで1時間半で来ることができ、思いのほか順調でした。

多摩川の橋の上

都内で見かけたロード乗り

今回走っているルートは幕張メッセまで行くのに作ったものですが、あらためて観察してみると都内に入ったわりには走りやすく良いルートあると再認識しました。

あまり意味ないがナビマークもありますし

都内を走ってみて車道走る自転車が多いと感じました。

以前はそれほど数を見かけませんでしたが、今回は結構な数の自転車がきちんと車道を走っていました。

いろいろ言われているので認識が変わってきたのでしょうか?

ただせっかく自転車専用レーンがあるにもかかわらず駐車車両がそこそこいて危険なので、取り締まりの強化とドライバーの認識を変えることが必要だと思いました。

自転車専用レーンの駐車車両

出会ったロード乗りは少なかったのですが、同じ方向に進むロード乗りが1台いました。

途中で何度かルート選択が異なったのですが、しばらくすると再度見かけるので「目的地は一緒?」なんて思いながら見送りました。

東京タワーが目の前に見えてきました。

東京タワー
やっぱり昭和世代は東京タワーでしょ

とくに用事があるわけでもないのですが、東京タワーが見えてくるだけでなぜかワクワクしますね。

真横まで急接近しましたが、今日は立ち寄りはせず通過しました。

東京タワー下

皇居前までやってくるといつもながらランナーが沢山走っていました。

皇居前
場所によりもっと沢山いました

それでも天候なのかコロナのためか、以前よりは少なめでした。

皇居前を封鎖して解放しているパレスサイクリングは今日は行われていませんでしたが、それでもロード乗りはそこそこ走っていました。

てっきり同じ目的地へ向かうのかと思いきや、全く関心がないようで皇居周りを走るために行ってしまいました。

だれも立ち寄ろうとしないので驚きながらも、目的地である科学技術館に到着しました。

科学技術館

ハンドメイドバイシクル展

自走してきた人のために駐輪場があるのですが、予想通り来場者が少なそうでした(だって昨日と違ってラックに空きがありますから)。

やはりというか、カーボン系の最近のロードは少ないですね。

ちなみに右手にいるマフラーをしている人が駐輪場の監視をしてくれているので安心して停めておけます(寒い中ご苦労様でした)。

会場に入ってまず目についたのが平和技術研究所さんのHUGA_20F/Rです。

ハンドメイドバイシクル展のバイク
フレームに固定されているキャスターは駅内で使ってよいかは微妙です

折り畳みミニベロなのですが、トップチューブはネジ式のジョイントでダウチューブはヒンジ式とあえて分けています。

また、フォークはヒンジなどの折り畳み構造をとらず、上下のパイプが独立しています。

おそらくヒンジによる剛性不足にならないためなのでしょう。

さらに輪行時に転がせるキャスターが付いているのも面白いところです(赤い車輪)。

お隣のSANO MAGICさんのウッドサイクルもとても興味がわきました。

ハンドメイドバイシクル展のバイク

お飾りに近い製品かと思ったら、木造艇会社がまじめに作ったきちんと走行できるバイクです。

隣のフロアに進んでみると栗村さんがまじめに展示品の紹介撮影をしていました。

ハンドメイドバイシクル展で撮影中の栗村さん
あまりに周りが無関心なのですぐに栗村さんと気づきませんでした

ところが驚いたことに来客は誰一人関心をもっていませんでした。

おかげで1mくらいの距離で生の栗村さんを観賞することができました。

展示の中で一番気になったのが5LINKSさんのMUSASHI/Rです。

形状は普通のロードバイクそのままなのですが、折り畳むと3辺の和が200mmに収まります。

ハンドメイドバイシクル展のバイク
これがあれば遠出は楽そう

シートステーの接合部がはずれるためコンパクトになるのですが、スプロケットもフレーム側に残せるのが特徴的です。

コンパクトで持ち運びが楽なだけでなく、200mmサイズに収まることで宅急便で普通に送付できるのも魅力的です。

さて私はどうも変わった仕様のバイクばかりに関心を持ってしまいますが、純粋に美しさや乗りやすさを追求したハンドメイドバイクがメインで展示されていました。

ハンドメイドバイシクル展のバイク

予想通り会場内はあまり混みあっていませんでしたので、安心して見て回ることができました。

ハンドメイドバイシクル展の様子

普段あまり接することも関心を持つことも少ないバイクたちばかりでしたが、たまにはのぞいてみると視野が広がってよいですね。

帰りに皇居周りの残り半分を走ってみました。

皇居裏
皇居をまわっている自転車がちらほら

以前皇居前に来た時もこの裏側は走ったことが無かったので、これで初めて1周できたことになります。

帰路の途中のオフィス街で昼食のためコンビニに立ち寄りました。

人通りも少ないので盗難の危険も少ないだろうと立ち寄ることにしたのですが、少ないのは人通りだけでなく品そろえもでした。

寒いので暖かい中華まんおにぎりを買おうとしたのですが、1つもありません。

もうっ(`ヘ´#) おにぎりは売り切れたとしても中華まんは補充しておいて欲しいものです。

仕方なく別な店に行き無事希望の品を購入することができたのですが、ここでも1つ問題が起きました。

寒いのでホットコーヒーを注文したのですが、セブンイレブンにはコーヒーマシン2種類あります。

そのうちの1台の前には会計中の車椅子の人がいてちょっと使いにくいため、もう一台の方を使うしかありません。

セブンイレブンのコーヒーマシンの新型機
これは参考画像です

ところがこちらの新型機の方、使ったことないんですよね。

旧型機と違ってボタンが無いのでコーヒーのサイズや種類はどうやって選択するのか…

それとも車椅子の人に重なりながらも無理やり旧型機を使うか…

え~いどうにでもなれ!とばかりに新型機にカップを装着してみました。

すると自動でカップのサイズやアイスかホットかを感知してくれました。

びくびくして使ったことがありませんでしたが、あまりにも簡単なことでした。

寒い冬を少しでも快適に

今日はずっと気になっていたハンドメイドバイシクル展へ行くことができとても満足です。

10分程度の見学のためにわざわざと思えなくもありませんが、走る口実としては十分でしょう。

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