今回は正月恒例の七福神めぐりに行ってきました。
例年、横浜市金沢区で行われている七福神スタンプラリーに行っていたのですが、今年はコロナの影響で中止となりました。
そこで以前より気になっていた藤沢七福神めぐりをまわることにしました。
今年の藤沢七福神めぐりではデジタルスタンプが採用され、非接触でスタンプできる事とふじキュン♡七福神がゲットできるとの事です。
今回は駐輪も多く距離が短いのでクロスバイクにて、下記ルートでまわってきました。
https://www.strava.com/activities/4580296070
スタンプラリー開始と+α
今日はクロスバイクでポタリングペースで走るため、自動車が通らない道を極力選んでいきます。
走り出してしばらくすると風が強くなり心配になったので確認することにしました。
確認してみても強風になるとの予想は無かったため一時的だろうと思ってしまいました。
ここで帰れば平和だったのにニャ~
まず最初に向かったのは感応院(寿老人)です。
ここは「源頼朝が三嶋大社を勧請したのを始まりとする真言宗の寺院」との事です。
※寺院についてのウンチクは鎌倉手帳(寺社散策)さんの内容を抜粋させていただいております
今回のスタンプラリーは捺印とデジタルスタンプを選べます。
デジタルは看板にあるバーコードを読み取るだけなので、位置情報も必要ないのでエラーする事は少なそうです。
はい、1つ目のデジタルスタンプをゲットしました。
続いて、すぐ近くにある2か所目に到着しました。
今回のスタンプラリー会場には紫色の旗と立て看板が設置されているようなので、とてもわかりやすくなっています。
階段を上った先が諏訪神社(大黒天)となります。
ここは「遊行寺開山の呑海が山中鎮護のため勧請した」との事です(初めての名称ばかりで理解不能ですが)。
2か所目が終わり次に向かうのですが、その前に道を挟んだ反対側にある遊行寺に寄り道しました。
遊行寺はずっと気になっていたのですが寄る機会がなかったので、ラリーとは関係なく立ち寄ってみました。
境内はとても広かったのですが、風が強くて砂嵐が舞っていました。
風が弱まり振りむいてみると、駐輪させておいたクロスバイクが豪快に転倒していました。
気を取り直して立派な本堂にて参拝しました(心を落ち着かせるんだ!と言い聞かせ)
遊行寺と言った方が分かりやすいのですが、正式名称は藤澤山 無量光院 清浄光寺といいます。
3か所目に向かって再スタートしましたが、どうもチェーンの状態が良くありません。
どうやらリヤ側で隣のギアにチェーンがわずかに擦れているようです。
先ほどの転倒の影響なのですが、ワイヤーのテンションアジャスターだけで何とかしようと試みましたがどうしても一部のギアでかすかな擦れが残ります。
砂が噛んでいる影響もあるかもしれないので、帰宅までは諦めてこのまま走りきることにしました。
ゴミが舞う藤沢市内
3か所目は白旗神社(毘沙門天)となります。
鳥居の手前にはサイクルラックが設置されています。
ここは「奥州平泉で悲運の最期を遂げた源義経が祭神として祀られている」との事です。
わりと近くにある4か所目は常光寺(福禄寿)となります。
逆光での撮影だったので白とびしていますが、かわいらしい石像がいくつかありました。
ここは「源義経に従った弁慶の霊を祀る八王子社があったといわれている」との事です。
境内にはなかなかの大木がありました。
ここまで4か所はわりと近くにありましたが、次の5か所目は少しだけ離れたところにあります。
普段よく通る道なんですが、この日はもちろん歩道をのんびりと走っていきます。
5か所目の養命寺(布袋)に到着しました。
ここは「源頼朝に仕えた大庭景義の嫡男景兼の守護仏と伝えられている」との事です。
ちなみに写真に写る人が先に参拝しているため、写真撮影をしたりと待っていたのですがいつまでも祈りが終わりません。
仕方ないので横から一緒にお祈りすることとにしました。
6か所目は再度藤沢駅方面に向かうのですが、住宅街を抜けて行く道で初めてのルートばかりでした。
6か所目に着きました。
奥に駐車場などあるのは分かっていたのですが、あえて手前に駐輪して1の鳥居から正式に参拝してみました。
ここが皇大神宮(恵比寿)となります。
ここは「鎌倉権五郎景政が開発した大庭御厨の総鎮守」との事です。
ところでスタンプラリーのスタンプは必ずしも本殿に設置されているとは限りません。
七福神が別の建屋にあったりするため、そちらに設置されていたりするので参加する際はまわりをキョロキョロ探しながらすすみましょう。
ここまでが藤沢駅近くにあるのですが、残り2か所は江の島駅周りと離れています。
すでに気づいた方もいるかもしれませんが、ここまで6か所と残り2か所で七福神なのに計8か所となります(遊行寺は抜いていますよ)。
ちょっと不思議なのですが、藤沢七福神には毘沙門天が2か所存在します。
残る2か所に向けて出発したのですが、線路沿いに差しかかると全く前へ進めません。
あまりに風が強くなってきて、たった数十mなのにものすごくパワーが必要でした。
そのため住宅地に入るとゴミ袋やポリバケツがそこらじゅうで転げまわっていました。
駐輪場のチャリはなぎ倒されて、だんだんと走行するのもキツくなってきました。
苦行のようになってきたニャ~
それでもやっと江の島駅までやってきました。
上でつながった右手の建物が湘南江の島駅です。
ちなみに江の島駅は3つ存在し、この湘南江の島駅(湘南モノレール)と、江の島駅(江ノ島電鉄)が海岸から少し離れていて、片瀬江ノ島駅(小田急)が海岸近くにあります。
嵐の江の島
7か所目に到着しましたが、山門からしてとても立派なものです。
ここが、龍口寺(毘沙門天)となります。
ここは「日蓮の霊場跡に建てられた寺」との事です。
奥には五重の塔などがありすべての建造物が素晴らしいところです。
夏の夜の竹灯籠は綺麗なので、ぜひ訪れてみてください。
さて、ラストに向けて江ノ電の江の島駅横を通って行きます。
もうすぐ江の島が見えてくるというところまで来たところで、今までにない強烈な風が前から吹いてきました。
あまりの風で右手の自動車の後ろに避難する人もいるくらいで、もうチャリに乗ったままでは前へ進めません。
何とか徒歩で前進しましたが、目の前の人が風で流されていました。
ここで一旦帰ろうかとも思いますしたが、ここまで来たら行けるところまで行くだけです。
江の島に渡る橋までやってきましたが、嵐のような強風でとてもチャリを持ったまま進むのは困難になりました。
そこで手前の風除けがある駐輪スペースに停めて、徒歩で強行することにしました。
橋を渡っている間は水しぶきと風がたたきつけてきて、顔を手で覆っていかないと痛いほどでした。
やっとのことで橋を渡りきれた時の様子を動画にてご覧ください。
そんな苦労をして江の島に渡りましたが、島に着くと風下にあたるためか参道の土産物売り場では全くの平穏な状況でした。
少しあっけにとられながらも江島神社に向かう階段を1段抜かしで駆け上がりました。
坂道をゆっくり上れない身体になっているニャ~
まずは江島神社にお参りをして、弁財天にて終了となりました。
ここは「源頼朝が、奥州平泉の藤原秀衡調伏祈願のために弁財天を勧請した」との事です。
最後のQRコードを読み込ませて、七福神ならぬ八福神が完成しました。
達成すると記念の待ち受け画面がダウンロードできますが、それは自分でチャレンジしてみてください。
なおデジタルスタンプラリーを行う際に1つ面倒なことがあります。
スタンプページにQRコード読み取りボタンが無いために、iPhoneのQRコード読み取り機能を使う事になるのですが、毎回ログイン画面になりアドレス入力しなければなりません。
私はメアドを単語登録してあるので入力が楽でしたが、そうでないとこれが結構大変でしょう。
また、達成記念として下記の手ぬぐいが通常300円のところ200円にて購入できるそうなんですが、全く触手がのびません。
はたして手ぬぐいにカレンダーが必要なんでしょうか?
むしろ江の島をバックにオリジナル七福神が大きく描かれていた方が欲しくなると思うのですが、観光協会の方検討してみてはいかがでしょう!
風が強く辛かったですが、初めての寺社も多く楽しかったですね。
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