ロードバイク3号機が納車されてからちょこちょことDi2の設定を変えては走って、また変えてとやってきました。
その結果、最善の設定が決まりました。
シンクロモードの選択
検討ポイントとしてはマニュアルモード、セミシンクロモード、フルシンクロモードのうちどれを採用するかが最初のポイントでした。
当初は、自分の意思とはズレたタイミングでフロントギアが変更されるのに違和感があったのでフルシンクロモードは無しだと思っていました。
ただ慣れてくるとフロントギアが切り替わるタイミングが予測できるようになったことと、無理にオートで切り替わるのを待たなくても状況によってはフロントをマニュアルで変更してしまってもいいと気づきました。
フルシンクロモードでもフロントはマニュアル操作での切り替えが可能なため
そこでシフト条件はフルシンクロモードを使っていくことに決定しました。
ギアの切り替えポイント
標準で設定されているフルシンクロモードの切り替えポイントは次のようになっています。
ダウン時はリヤのギアが30Tまで行ったら、フロントをインナーに切り替えると同時にリヤを24Tに2段アップします。
アップ時はリヤのギアが17Tまで行ったら。フロントをアウターに切り替えると同時にリヤを21Tに2段ダウンします。
ギア比的にはほぼ等間隔で変わっていくため理論上はよいのですが、実走では気になる点が2つありました。
- フロントギアがアウターからインナーへ切り替わる際は前後ギアが同時に切り替わるわけではなく、①インナーへ②リヤ2段アップという順番になります。
インナーへの変速に若干もたつきがあるためか全体の変速工程がちょっと間延びしているように感じ、すぐに踏み込みができません。 - インナーへ切り替わる寸前の前50Tー後30Tだとアウター・ローのたすき掛けの一歩手前となるためチェーンに若干抵抗があります。
特にそのギアのまま上り続けるような勾配の場合にチェーンに負担かけているのが伝わり不快です。
そこで切り替えポイントを次のように変更してみました。
この場合、インナーに切り替わった際にリヤが1段(27T→24T)しかアップしないためもたつきを感じません。
またインナーへ切り替わる寸前でもリヤはローギアから3つ目のため、あまりチェーンの負担を感じることがありません。
ただこの変速設定の唯一の欠点はアウター⇔インナーの切り替えが多少多くなりますが、メリットの方が勝るためこれを採用することにしました。
レバーの配置
せっかくフルシンクロモードを使う事にしたので、レバーの配置も機械式の位置にこだわらずに使いやすいものを探ってみました。
最終的にスラムのeTapのような配置になりました。
左レバーで前後のダウン側への操作を行い、右レバーで前後のアップ側の操作を行います。
これらの状態が今のギア比では私には最善の設定だと思いますのでしばらくこれで走ってみたいと思います。
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