このところ真面目に取り組んでいるヤビツ峠のチャレンジですが、タイムアタックとは別の面で気づいた事があります。
峠からの下りで体が冷えるため、私はエアーペダルを多用します。
※エアーペダルとは軽すぎるギアにして意味もなく高回転で回わすことです(私が勝手に命名)。それにより速度は変えずに身体が少しだけ温まることを目的に行うものです。
ところが現在のタイムアタック仕様ではこの空回し(エアーペダル)が上手くできないのです。
普段との仕様の違いはフルカーボンサドルへの交換とSPD-SLペダルへの変更のみです。
そこでもしやと思いサドル高を再確認してみました。
まず、基準となる1号機のサドル高がBBからサドル上までが、68.8cmです。
対するアタック仕様では69.1cmと3mm違っていました。
たかが3mmですがギリギリまでサドルを上げているので影響が出た可能性があります。
そこで取り付け位置を3mm下げることにしたのですが、そのためには位置調整をしているスペーサーの厚みを変えなくてはなりません。
この筒は本来無くてもよいのですが、振動でサドルが落ちてきたりするためそれを防ぐために入れています。
これを3mmほどヤスリで削ります。
これによってサドル高は標準仕様と同じになりました。
また、もう一点きになるところがありますがそれはシューズの厚みによる違いです。
まずは普段使っているSPDシューズをペダルに取り付けて、ペダル軸中心から靴中の踏み面までを測ってみました。
約4.2cmの厚さがありました。
次にアタック用のSDP-SLシューズも測ってみました。
こちらもほぼ4.2cmなので差はありませんでした。
そのためビンディングの違いやシューズの違いは無視してよさそうです。
ただし手持ちのシューズをいくつか測ってみたところ、シューズによって足裏の踏み面の厚さが違いました。
最大で5mm近く違っていたため、こだわる人はシューズによってサドル高を微妙に調整する必要があるとわかりました。
サドル高調整が済んだ後にエアーペダルを行ってみましたが、予想通り回すことができるようになりました(ただしフルカーボンでクッション性が無いのでお尻が細かく跳ねて難しいですが)。
ここから分かったこととして、エアーペダルを行ってみて綺麗に回転できないようであればサドル位置が高すぎる可能性があるという事です。
皆さんもこの方法で確認してみてはどうでしょう。
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